2009年9月7日月曜日

ウィキッド 東京ファイナル

2009年9月6日。
とうとう、ウィキッド東京公演の最終日がやってきました。
カレッタの大きな看板ともお別れです。
もう何年も四季を観ているけれど、ロングランの千穐楽というものは初めてです。

今までに一度も行った事がありません・・・と言うか、一度も行けたことがありません。
めったにないことなので、じっくり楽しもうと思いました。





                                  
チケットの窓口には「満員御礼」の文字。この日は、キャッツ横浜公演のチケット先行予約の日でもあったので、入り口付近は、チケットを買い求めるファンの列と、楽を観に来た人たちが入り乱れていて、早くから混雑ぎみでした。
12時25分ころ、会場の扉があき、本公演最後のもぎり開始です。
入場すると大入り袋が一人一人に配られました。

緑色の大入り袋とは、なかなかおもしろい。
中には、エメラルドグリーンのコインと、来場者へのメッセージが入っていました。














ここで、メッセージ全文をご紹介します。
『本日はご来場いただき 誠にありがとうございます。
「ウィキッド」 東京公演は2007年6月17日に開幕して以来、約80万人のお客様にご来場いただき、約2年3ヵ月に及ぶ電通四季劇場【海】での最長ロングランを達成し、本日無事に千秋楽を迎えることができました。
この作品を愛してくださいました多くのお客様に出運者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
こからも皆様にたくさんの愛と感動をお届けできるよう努めてまいります。
今後とも劇団四季をよろしくお願い申し上げます。 2009年9月6日 劇団四季』


この大入り袋は、私の「お宝」になりました。
ロビーヘ入ると、グッズをディスプレイしてあるウィンドウに、落書きみたいに、ピンクやグリーンのマジックで「WICKED  TOKYO FINAL」などと書かれ、ロビーに入ってくるファンは記念写真を取りまくっていました。(私もその一人)
写真を取ったり、もう一度グッズを売ってるお店を見たり、開演までの時間を有効に過ごせました。
そして、いよいよファイナルの幕が上がりました。
このミュージカルは、色々なことを私たちに教えてくれました。
劇中、フィエロ(北澤さん)がこんなことを言っています。「愛されなくても、強く生きているヤツはいる。」
愛される人生も幸せだけど、必ずしもそれが全てではない。
エルファバ(江畑さん)のように愛されなくても、人生は歩いて行けます。自分の信念を最後まで通すことは、なかなか容易ではないと思います。
グリンダ(沼尾さん)に「その、汚いホウキを乗り回してっ!」と言われながら、彼女はオズに渦巻く陰謀を、たった一人で「掃除」をしました。
「あんな、恥ずかしいシャボン玉に乗るよりはマシでしょっ!!」と言われつつも、キラキラ光るシャボンの中には、勇気や幸せ、そして、エルファバの思いがぎっしりと詰まっています。
そのシャボンをオズに降らせたはグリンタ゛です。
ほんとうに、素敵な2人の魔女です。
最後に一言、
いつまでも 忘れない 貴女たちのことを   
永遠なれ、ウィキッド(最高の魔女)! 
           

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