2009年12月13日日曜日

2009年 遠征顛末 ストレートプレイ編

「アルデールまたは聖女」1.31(土)13:00 

この日の東京は、とても風の強い日でした。
千歳からの飛行機も出発が遅れ、搭乗を待つ間「飛ばなかったらどうしよう。」と
気が気じゃなかった。
その後何とか離陸はしたものの、今度は羽田上空で管制塔から「待った」がかかる。
滑走路がすぐそこまでの距離に下降してきたなと思ったら、急に上昇し始める。
乗客は、???????。
何でも、滑走路上に強風で飛ばされてきた「落下物」らしきものがあり、撤去とその後の安全確認のため上空で待機するように指示がでたらしい。
・・・・・・・。1時間近く羽田の上空をぐるーと回り、やっとタッチダウン。
はぁ~、着いた。
もともと時間に余裕があったけど、休息を取る時間は無くなり、自由劇場に到着したのは、開演の30分前(ちょうど、会場したばかりの時間。)に着きました。
ちょっと、焦りました。

この時の感想文は、200字コメントに投稿した際に採用されたので、その時のものをそのまま転記します。

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-四季の真骨頂-

以前観た、『鹿鳴館』のように重たいものをイメージしてましたが、以外に軽く最後まで観入ってしまいました。
夫婦でありながら愛人の存在をなぜか公になっちゃっているあたりはユニークでした。
これが四季の原点なんですね。
やはり芝居は四季の「真骨頂」なのかなって思います。
歌わない、踊らない田邉君や花代ちゃん、今後の活躍がおおいに期待できます。
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この舞台は四季の旗揚げ公演ですが、50年以上経っているようには思えなかった。
ムカシのニオイ全く無くって。
登場人物の人間関係が面白かったですね。
できれば、また上演してほしいです。

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「鹿鳴館」10.10(土)14:00
この頃、ブログを始めて4ヶ月ほど経っていました。
不幸なことに、観にいく数週間前にカゼをひいてしまい、やっとこのころ回復し体調がもどってきた時でした。
観劇中もマスクをつけての観劇となりました。
この「鹿鳴館」という舞台に出会うまでは、三島由紀夫さんのことは、何~にも知らずでした。
名前ぐらいしか知りません。(割腹自殺のエピソードは知ってました。)
ところが、この舞台を観てから三島さんの作品の質の良さにふれ、すごく感銘をしました。
以前、朝子を演じている野村さんが「この作品は、修飾語が多くて」と言ってました。
ホントでした。
そのため、セリフが長くなる。
でも、その長ゼリフが流れるように綺麗で美しかった。
また、嘗ての恋人清原への思いと、実の息子である久雄への母としての心情、野村さんは絶妙に演じてました。
夫である影山との最後のやりとりは、迫力さえ感じました。
しかし、野村さん艶やかでした。
お美しい。
この舞台も、再演求むですね。

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