2009年12月30日水曜日

2009年 遠征顛末 今年1年を振り返って

2009年の観劇作品デス。

-東京-
ウィキッド、アイーダ
キャッツ(五反田・横浜)55ステップス、アンデルセン、李香蘭、異国の丘、南十字星
ユタと不思議な仲間たち、ドリーミング、ウエストサイドストーリー
ライオンキング、
コーラスライン、春のめざめ、JCSジャポネスク 
アルデールまたは聖女、鹿鳴館

-大阪-
オペラ座の怪人、ウィキッド

-名古屋-
マンマ・ミーア!、55ステップス、オペラ座の怪人

-京都-
夢から醒めた夢、美女と野獣

-札幌(全国)-
ウエストサイドストーリー、エルコスの祈り、アンデルセン        

今年は、かなり観まくった1年でした。
過去最高の観劇本数、自分で驚いてます。
今までは、地元に来る公演も含めて年間12本~15本くらいなもんですが、今年はそれを大幅に超える本数。
なんでこんなに多かったのかはよく解りません。
福岡以外の劇場は全て行ったワ。
ご贔屓さんが出ているものが多かったことは確かですね。
ワタシのお気に入りの俳優さんをあげてみると・・・
岩崎晋也君、野村玲子さん、佐野正幸さん、日下武史さん、五東由衣さん、萩原隆匡さん、坂田加奈子さん、加藤敬二さん、福井昌一さん、濱田めぐみさん、樋口麻美さん、野中万寿夫さん、金平真弥さん、金田俊秀さん、江畑晶慧さん、田邊真也さん、・・・・・・・・・など。
(まだまだいますが、ここいらで止めておきます。)
ただ、ご贔屓さん観たさだけで、こんだけ行ったわけではないんです。
とにかく、四季を観たくて観たくてデス。

今年、一番衝撃的だったのは何と言っても「春のめざめ」ですね。
観終わった後、涙をこらえながら劇場を後にしたことは今までなかった。
苦しみながら成長をしていく少年達を、周りの大人たちは、何一つ理解しようとしない。
大人たちにも非はあるのに、どうしてこうなんだろうと思いながら観てました。
イルゼ(金平さん)やマルタ(撫佐さん)が味わった苦痛、モリッツ(三雲くん)やベンドラ(香純ちゃん)の死。
劇場からの帰り道、重い足取りで遠征中のホテルへ向かったのは初めてだった・・・。

一方で、私のツボにハマりあまりの面白さに止まらなくなった「ウィキッド」は、大阪まで行ってしまったほど。
グリンダ(沼尾さん)とエルファバ(濱田さん)の対照的な2人の魔女が、衝突しながら、お互いを尊重しあい強い絆で結ばれていきます。
何事にも「真っ向勝負」的なエルファバ行動には、9回2アウト満塁で、もう後がない!
そんな危機を剛速球で3球三振にとったエースピッチャーみたな気迫を感じました。
それにこの2人を見ていると、勇気も沸いたし、私の溜りにたまったストレスもふっとんだ。

それから、今年最初に「書初め」ならぬ「観初め」となったミュージカルが「マンマ・ミーア!」。
寒い1月、西高東低の冬型の気圧配置の中、わざわざ名古屋まで行き、大好きなABBAと大好きな四季を堪能してきました。
もう、これは楽しくってしょーがナイ。
ドナ(五東さん)がモト彼3人(渡辺さん、明戸さん、坂本さん)と21年ぶりに再開する場面は、笑いましたよ。「オイオイ、3人いっぺんにかい!?」
気丈なドナが、慌てまくりながら歌う「MAMMA MIA!」は、オモシロかった。
本編終了後、カーテンコールで出演者がノリノリでご挨拶。
すると、またまた「MAMMA MIA!」の曲が・・・
とたんに、観客ドッと立ち上がり、『DONNA&THE DYNAMOS(ドナ&ザ・ダイナモス)』のライブ(カーテンコール)が始まります。
「MAMMA MIA!」の後、あの名曲「DANCING QUEEN」が始まります。
『DONNA&THE DYNAMOS(ドナ&ザ・ダイナモス)』が舞台中央セリで華々しく登場したかと思うと、お客さんは大フィーバー。
ドナ、ターニャ(八重沢さん)、ロージー(弥生ちゃん)がギンギンの衣装で、

♪さあさ ダンス 踊っちゃおう スウィング 楽しもうよ
見てよこの子 気分は いまや ダンシング・クイーン♪
と歌いだします。
こうなったら、もう黙っていられません。
マンマ・ミーア!のTシャツを着て最前列で見ていた私は、右手には使い捨てのサイリウム、左手には手製のマンマ・ミーア!メガホン、そしてクビにはマンマ・ミーアのタオルを結び、思いっきり歌って踊ってきましタ。
もう、汗だく。
最後は、「WATERLOO」で締めくくった。
出演者が舞台からハケていこうとした時「ドナ~ぁっ」と黄色い声でさけぶと、彼女は(五東さん)はこちらを振り向いて手をふってくれましたよ。最高でした。

とにかく、いつもよりも満腹だったこの1年の遠征を振り返ってみました。

2009年12月26日土曜日

もう1つ出た。(年忘れ四季ツアー)

岩崎晋也くんのミストフェリーズとかけて、丹頂鶴(タンチョウヅル)の舞ととく。
そこころは、
美しく、気高い


こんなン出ました

アイーダ帰りに、(年忘れ四季ツアー)

頭にふと浮かんだので忘れないうちに書き留めます。

まず一つ。

『金平真弥さんのアムネリスとかけて、炊き立ての「新米」と説く。
そのこころは、
ふかふかでやわらか、美味(上手)い。』

金平さんは、一番「新しい」アムネリスです。
新米は、キラキラと輝いていて甘みがあってふっくらです。
私の目に映った金平さんのアムネリスを「新米、出来立てホヤホヤ」感にひっかけてみました。


もういっちょ。


『五東由衣さんのアムネリスとかけて、北海道「花畑牧場の」生キャラメルととく。
そのこころは、
やんわり甘くてソフト、多種多彩な味わい。(おしゃれ)』

いまや、生キャラメルの種類は、『プレーン・チョコ・抹茶・イチゴ・ホワイト・宮崎マンゴー・夕張メロン・ハスカップ・マカデミアナッツ・塩キャラメル・青りんご』11種類もあります。
どんどん種類が増え色んな味が楽しめます。
私が、勝手にイメージする五東さんのアムネリスと五東さん本人の雰囲気を、花畑牧場の生キャラメルにひっかけました。
五東さんご自身も、段々と役の幅が広がってきて守備範囲が広くなったと思います。
その辺の意味も含めてみました。

座布団、何枚もらえるだろ??

コーラスライン(年忘れ四季ツアー最終日)

は、何度見ても感動しちゃいますね。
舞台に出で来るキャラクター達は、ハリウッドスターにあこがれたり、プリマバレリーナを夢見たり、舞台を夢見てあの一本のラインに並んでいるんですね。

お話の中に、いろんなスターの名前が出てきました。
・バーバラ・ストライザンド
・チタ・リヴェラ
・ロバート・レッドフォード
・スティープ・マックイーン
・シド・チャリシ
・マイヤ・プリンセツカヤ
・ジュディー・ガーランド
今のオワカイ方は知らないと思いますが、解りやすく言うと、そーですね~・・・
レオナルド・ディカプリオとか、ブラッド・ピット、とかそこら辺のハリウッドスターをイメージするのがいいのかな???
こんな感じのスター達だと思えばという、例えです。
それから、コニーの初舞台は、「KING&I(王様と私)
「王様と私」というとアタマピカピカの俳優ユル・ブリナーと、お綺麗な女優デボラ・カーが主演した映画でも有名。

「キャッツにあこがれた」とか、「ライオンキングに感動した」など、夢や憧れを胸に四季の門をたたいた俳優さんがたくさんいるんだね。
コーラスラインを観てると、恒常的な安定は望めない世界だけど、自分達の夢をけしてあきらめることなく、突き進んでいくダンサー達の姿を観ていると、私の仕事には共通点はナイけども、「何事も一生懸命やろう、イヤやらなくちゃ。」と小さな反省をしてしまった。

年忘れ四季ツアーの3日目は「キャッツ」でした。

12月25日(金)

ハマのキャッツ行って来ましたよ。

今日は、ソワレだったから朝はゆっくり起きて、午前中はボヘ~っと過ごし、昼少し前に横浜へ出発。
天気も良かったので気持ち良かった。
ただ、すごく空気が乾燥してた。
ところで、今年2月に五反田で見て以来のキャッツ。
久しぶりです。
今は、まだちょっと興奮ぎみなので、言葉が出てきません。
岩崎ミストが、もう最高でした。
口から心臓が出てきそうです。
「過去最高のミストフェリーズを観た」感じです。
これ以上のものはございません。
彼は、踊るためにこの世に生を受けたんだと思った。
もう今は、言葉がでましぇん。
あれっ?
でません。
 
写真をたくさん写してきました。

 
ミストフェリーズ 「岩崎晋也」の名前が・・・

2009年12月25日金曜日

今日は、キャッツ観て来ます。

今日の観劇予定はキャッツ。
2月の五反田以来、ちょっと久しぶり。

今日は、ミストフェリーズ役で岩崎晋也くんが出でいるようです。
うれしいね。
同郷の人が、メインキャスト。
舞台のド真ん中で高速ピルエット回る。

早く、観たい・・・。

2009年12月24日木曜日

クレイジー・フォー・ユー

の上演が決まりましたね。

遠征中にうれしい情報が飛び込んできました。

いつも遠征には、ウォークマンとミニスピーカーを持ち歩き、観劇後はお宿のお部屋で四季ミュージカルを聞きながら夜長を過ごすんですが、先ほど、BGMがCFYに変わりました。

さてと、どーするかな?

こりゃ(遠征)決まり・・・・・だナ。
(う~ん、悩むな)

  

クリスマス「アイーダ」行って参りました。

平日のマチネでしたが、観客ドッサリ。
2階席は専門学校生らしき団体がドッカリ。
ワイワイ、ガヤガヤで、ちと開演ギリギリまでやかましかった。
しかし、そのワイワイガヤガヤも濱田アイーダの前に沈没。
おそるべし、濱田アイーダのパワーと魂。


-なべラダメス-
なかなか良いんじゃないですか。
悪くないです。
もともと、ロック歌手だったせいでしょうか。
ソフトなバラードを、(ロックシンガーみたいに)ややかすれ声ぎみに歌う感じは、けっこういいと思う。
土曜日もう一回観るれから、もっとじっくり観てこよう。
ラダメス役で一番ワイルドで男クサいのが福井さんだと思うけど、渡辺さんは、あんまり男クサくないから、観やすいと思うな。
私ん中では◎ですね。


-金平アムネリス-
予想以上に完成度が高くてビックリよ。
アムネリスデビューしてまだ1週間足らず。
なのに、あの落ち着きと凛とした表情はに驚いた。
あまりの出来の良さに、感激しちゃった。
最後の「イシスの神の娘の命令です。」
これは、キイた。
このセリフは、演じてる人の「気」がぐぅと込められるし、物語りの中でも一番重要なセリフ。
その最重要なセリフをカッチり言い切った金平さん、すごいわ。
今の段階で、あれただけ完成されてるから、あと2、3ヶ月くらい経つと、ほぼ完璧になるんでは・・・。
感触はよかった。

-クリスマスカーテンコール-
とまらない喝采の後に緞帳が下ろされ、暗転。
その暗闇の中に、アイーダ役の濱田さんが白いボール状の物を両手に持ち静かに登場。
ふっと息を吹きかけるとふわっと明かりが・・・。
さっきまで、魂の入ったパワー溢れる歌を歌っていた濱田さんが、可愛くて、優しい歌声で「星に願いを」をソロで歌いだし、その後渡辺さんや金平さんらが舞台上に現れ、曲が「星に願いを」から「ホワイトクリスマス」に。
そして全員で大合唱。
歌い終わった後、濱田さんが『メリークリスマース!』と叫ぶと、観客ドっと大拍手。
もうその後は、総スタンディングで大喝采。
まるで、初日か楽日みたいな状態になりました。

今日は1観劇だけど、ヨカッたぁ





(ショップで、1000回記念のチャーム(キャットハット)があったので迷わず購入しました。)

年忘れ四季ツアー2日目

今日も気持ちの良い天気です。
遠征2日目は、「アイーダ」(マチネ)を観劇です。
観劇の手引きとしてエジプト関連の本まで持参してきちゃっいました。
『古代エジプトを知る事典』(吉村作治著)
この本は、ずっと前に買った本ですがまだ完読してないんです。
中身は、いろんなテーマごとに書かれているので、途中からでも読めます。
昨日、移動中の機内で「奴隷」についての部分を読んだんですが、古代エジプトでは法的に「奴隷」として位置づけられた存在ではなかったようです。
中王国時代における奴隷は、「王の従者」として王家ばかりでなく高位の神官や役人にも『所有』されるようになったと書かれていました。
奴隷として連れてこられた人々は、農産物の収穫や高官達の身の回りの世話も含め、家屋内のすべてに従事する人達であったみたいです。
単純に「奴隷」と聞くと土木作業系の力仕事を強制的にやらされているイメージがありますが、(ムチでバチバチたたかれてるのを想像しませんか?)そうでもなかったんですね。
まぁ確かに、無理やり連れて来られてるから、「強制労働」ではないとは、言い切れませんけどね。
アイーダの中でメレブというラダメス付きの召使が出てきますけど、彼はヌビアから連れてこられた戦争捕虜で、王宮で仕事をしている。
奴隷ではあるが、働く環境はさほど劣悪じゃない。
極端にヒドイ扱いは受けてないんだね。
エジプトの歴史も段々と解明されてきてます。
エジプト人にボコボコにされ辛い労働させられていると思っていた奴隷は、実はエジプト国内の公共事業や農業など従事していたらしいということが解ってきたみたいです。
ちゃんと給料を支給され、住居まで与えられていたらしい。
その証拠に、当時そういう人達の住んでいた「集合住宅」の跡が発掘されています。
なんと、労働者達の出勤記録まで残ってるみたいです。
現代のタイムカードや出勤簿・有給休暇簿に相当するものが、イギリスの大英博物館にあり、名前や休んだ日、休んだ理由などがキチンと書かれているそうです。
身内の冠婚葬祭で有給を取ったとか、ケガや病気のため休んだとか書いてあるみたいです。思わず笑ってしまったのが、ある人の休暇理由が「二日酔のため」と届け出た人までいたらしいです。
二日酔いで仕事休めたんだね。(笑)
私達なら、「風邪」って言いたいけど、当時の人は正直だね。
古代エジプトの面白い歴史です。

今日のアイーダもエジプトの歴史を踏まえながらてじっくり観劇しようと思います。

年忘れ四季ツアー初日

12月23日(水)

長い一日でしたが、すごーく良い「年忘れ四季ツアー」の初日になりました。
今日の1本目はWSS(クリスマスカーテンコール付き)。
今年5月の全国公演以来(札幌)でした。
生オケも良かったぁ~
札幌で観た時と、トニー(福井さん)とマリア(笠松さん)は同じキャストでしたが、アニタは樋口麻美さんでした。
この人のアニタは、プエルトリコ人の陽気さを想像させてくれるところがあって、実にグッドでした。
私が今までに観た樋口さんの中で№1ですね。
想像以上に私のツボに来ました。

笠松さんのマリアは、高音域がほんとーに綺麗。
彼女の声は何度聞いても美しい。
演技力もいい感じに見えました。
ケンカをして来たトニーに「人殺し!」というセリフや、最後の「あと何発残ってるの」「あなた達の憎しみが彼を殺したのよ!」などは、聞いていて、迫力が増して思わずグっときてしまった。
私の涙腺はあっけなく緩んで(涙)
マリアのひと言に撃沈デス。(涙、涙)

WSSには、アメリカが抱える社会問題が物語の背景にあって、考えさせられる部分もあったりして、「重たいな」と思いつつも、バーンスタインの音楽や、目を釘付けにするダンスを観ていると知らず知らずのうちに引き込まれてしまいます。
ほんとに、良いミュージカルです。
2本目はライオクキング。
ソワレのため、大人の割合が多かった。
おや?と目を引いたのが「春のめざめ」にも出演していた玉石まどかちゃんがハイエナのシャンジ、南晶人クンがアンサンブルで出演していました。
南くんは、2幕の冒頭「ワンバイワン」の出だしのソロを歌ってましたね。
上手かったよ。
休憩中、ロビーでプログラムの見本を見るとさらに「あれ?」
その南くんはシンバ候補になっていて、ページをめくると今度はナラ役のところにカスミン(林香純ちゃん)の名前を発見。
(このプログラムは11月に改訂されたもののようでした)
2人とも近い将来、シンバとナラで出てくるかもしれません。

今日は、私をmixiにお誘いしてくれた方とそのお友達と初顔合わせをし、愉快に楽しく四季ミュージカルの話もできました。
僅かな時間でしたが、楽しい時間を過ごせて良かった。
teen10くん、トラジローくん、タケシツヨシ様、ホントにありがとう。
楽しかったよ~。

2009年12月22日火曜日

今年、最後の遠征。

明日から、今年最後の遠征です。
今年一年の締めくくりです。

仕事のことは一切考えず、思い切り「観だめ」をしてこようと思います。

2009年12月18日金曜日

2009年 遠征顛末 200字コメントより

観劇の感想等を四季HP内「200字コメント」に投稿した内容を転記しました。

55ステップス200字コメント
遠征地:東京/四季劇場「秋」
【あっという間の2時間半】
投稿者:なっちゃん (←この時はなっちゃんデシタ)
2008/10/24 22:43:11(観劇日10/24)
**********************
一度は観たことがある作品、大好きで何度も繰り返し観た作品、様々なミュージカルのナンバーがぎっしりと詰まっていて、じっと座っていられません。
勝手に体が音楽に乗ってきてピクピク動いてしまいます。
早水さんの歌や若手の岩崎晋也君(札幌市出身)や厂原時也君(北海道奥尻町出身)などのダンスにあらためて魅了されてしまいました。
オリジナルの作品がどんなだったか思い出せなくなるくらい作品の個性にこだわらずに作ってあるんだなと思いました。
あっという間の2時間半でした。

マンマ・ミーア!200字コメント
遠征地:名古屋/新名古屋ミュージカル劇場
【ロングランの牽引車】
投稿者:なっちょたなP
2009/02/15 21:27:25(観劇日2/14)
**********************
『マンマ・ミーア!』の公演回数も1880回を越えているとか。
大台の「2000回」が間近です。
回を増すごとに個性豊かな人達がどんどん加わって来る。
『マンマ・ミーア!』のメンバーもパワフルになってきましたね。
そんな中、後輩達に負けず劣らずイキの良い歌やダンスそして演技をしている青山弥生さんにはいつも感動します。
また、ドナを演じている五東由衣さんは4番打者の重責を軽快で爽やか、かつ力強く演じていて守備範囲も広がったようです。
2人ともロングランの牽引車(チームリーダー)なのかなって思います。
重圧で胃がキリキリ痛むこともあるかもしれないけれど、私達は何時でもどこにいても応援し喝采を贈り続けます。


春のめざめ200字コメント
遠征地:東京/自由劇場・千秋楽
【社会人としてめざめなければ・・・】
投稿者:なっちょ
2009/09/06 10:23:09 (観劇日9/5)
**********************
思春期真っ只中の少年達の叫びや慟哭、観ていて涙が止まりませんでした。
若い世代に観てほしいと言う思いもありましたが、むしろ、私達社会人がもっと観るべきではないでしょうか。
大人として、あまりに「不甲斐ない」という思いでいっぱいです。
私達は、彼らの手本にならなくちゃいけないはずですが、周りを見渡すと、社会通念に欠ける大人(自分も含めて)が沢山いすぎです。
そんな、私達のために今後も上演を続けていってほしいと思います。


ウィキッド200字コメント
遠征地:東京/四季劇場「海」
【永遠なれウィキッド!】
投稿者:なっちょ
2009/09/06 21:00:09(千秋楽)
***********************
エルファバは邪悪な魔女と言われながらも、「ホウキ」に乗って陰謀渦巻く悪をたった一人で一掃し、グリンダは「恥ずかしいシャボン玉」とエルファバに言われつつも、彼女の思いや幸せをキラキラ光るシャボン玉に詰めてオズの国に降らせた。
お互いに、進む道は違えど、自分の信じた道を行く。
ほんとに素敵な二人である。
『♪いつまでも忘れない貴女たちのことを』
永遠なれ、ウィキッド(最高の魔女)!



いづれも、観劇直後や遠征から帰宅してすぐに投稿したコメントで、感動とコーフンを味わってから時間が経っていないため、ヘンな文章になってます。
(55ステップスは昨年10月のものですが)
上記以外にも、心に残るミュージカルをいくつも観ました。
言葉にならず、ヒザが震えるくらい興奮した「オペラ座の怪人」や、高校生の頃からずっと観続けている「コーラスライン」、想像力の豊かさを教えてくれた「アンデルセン」や、身近にある幸福を見つけさせてくれた「ドリーミング」など語り尽くせません。
今年は、遠征回数も一番多くトンボ帰り遠征も何度かありました。
中でも、生れて初めてロングランの千秋楽に行けた事が一番の思い出です。
来年は、今年ほどの遠征回数にはならないと思うけど、たくさん四季のミュージカルを観たいと思ってます。

2009年12月14日月曜日

心は MAMMA MIA!

マンマ・ミーア!の広島公演決まりましたね。

噂通り、ビンゴ!!

マンマ好きの私の血が、にわかに騒ぎ出しています。(広島県民じゃないけど)
広島の次に→静岡→仙台と、上がってくるなら次→札幌あるでしょーよ。
来年、札幌に劇場ができるらしいし。

あくまでも、来てくれたらイイなの話。

2009年12月13日日曜日

12月13日(日)北海道新聞の一面トップ記事

に、こんな見出しが・・・

『劇団四季が札幌に劇場 来春着工、冬にも初演』
今朝、新聞を開きビックリ。

まだ、「確定」ではないけれど・・・・。

もしかしたら来年の今頃は・・・・・
ロングラン?かな?

短い記事ですが、詳細はコチラ ↓↓↓

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/205195.html

「オペラ座の怪人」通算5000回

とうとう、その時が来ました。
「オペラ座の怪人」通算5000回。
今日がその日です。

その場に居合わせたかったな・・・。
そういえば、4000回を迎えた時のファントムは佐野正幸さんでした。
今回の5000回目のファントムも、佐野正幸さん。
やっぱり、この男がいなければ「オペラ座の怪人」は語れない。

『劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい』
というフレーズ。
今日は、その言葉の意味が一番よく解る日でもある。

2009年 遠征顛末 ストレートプレイ編

「アルデールまたは聖女」1.31(土)13:00 

この日の東京は、とても風の強い日でした。
千歳からの飛行機も出発が遅れ、搭乗を待つ間「飛ばなかったらどうしよう。」と
気が気じゃなかった。
その後何とか離陸はしたものの、今度は羽田上空で管制塔から「待った」がかかる。
滑走路がすぐそこまでの距離に下降してきたなと思ったら、急に上昇し始める。
乗客は、???????。
何でも、滑走路上に強風で飛ばされてきた「落下物」らしきものがあり、撤去とその後の安全確認のため上空で待機するように指示がでたらしい。
・・・・・・・。1時間近く羽田の上空をぐるーと回り、やっとタッチダウン。
はぁ~、着いた。
もともと時間に余裕があったけど、休息を取る時間は無くなり、自由劇場に到着したのは、開演の30分前(ちょうど、会場したばかりの時間。)に着きました。
ちょっと、焦りました。

この時の感想文は、200字コメントに投稿した際に採用されたので、その時のものをそのまま転記します。

******************************************************
-四季の真骨頂-

以前観た、『鹿鳴館』のように重たいものをイメージしてましたが、以外に軽く最後まで観入ってしまいました。
夫婦でありながら愛人の存在をなぜか公になっちゃっているあたりはユニークでした。
これが四季の原点なんですね。
やはり芝居は四季の「真骨頂」なのかなって思います。
歌わない、踊らない田邉君や花代ちゃん、今後の活躍がおおいに期待できます。
******************************************************

この舞台は四季の旗揚げ公演ですが、50年以上経っているようには思えなかった。
ムカシのニオイ全く無くって。
登場人物の人間関係が面白かったですね。
できれば、また上演してほしいです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
「鹿鳴館」10.10(土)14:00
この頃、ブログを始めて4ヶ月ほど経っていました。
不幸なことに、観にいく数週間前にカゼをひいてしまい、やっとこのころ回復し体調がもどってきた時でした。
観劇中もマスクをつけての観劇となりました。
この「鹿鳴館」という舞台に出会うまでは、三島由紀夫さんのことは、何~にも知らずでした。
名前ぐらいしか知りません。(割腹自殺のエピソードは知ってました。)
ところが、この舞台を観てから三島さんの作品の質の良さにふれ、すごく感銘をしました。
以前、朝子を演じている野村さんが「この作品は、修飾語が多くて」と言ってました。
ホントでした。
そのため、セリフが長くなる。
でも、その長ゼリフが流れるように綺麗で美しかった。
また、嘗ての恋人清原への思いと、実の息子である久雄への母としての心情、野村さんは絶妙に演じてました。
夫である影山との最後のやりとりは、迫力さえ感じました。
しかし、野村さん艶やかでした。
お美しい。
この舞台も、再演求むですね。

2009年12月10日木曜日

ボーナス出ました。

今日は、わが社のボーナス日でした。
多くはないけど、やっぱりうれしいモンです。
使い道は、今月の遠征費と、ウチのおばば様(母)にお小遣いをチョビット。
家に住まわせて頂いておりますので、(一応)あげておきませんと、出されてしまいますので・・・。


みなさんも、たま~にはおばば様にゴマすっときましょう。
一年の締めくくりぐらいは。

アイーダを聴きながら

満員の通勤電車の中で、ほぼ毎日のようにウォークマンを聞いている私。
もちろん、四季のミュージカルばっかり。
最近は、「アイーダ(四季版)」を聞いていることがほとんど。
エルトン・ジョンは、今までまともに聞いたことなかったけど、
アイーダの曲は、どれも良い曲だなーと思う。
中でも「♪神が愛するヌビア」はシビれますね~。
濱田さんのソウルフルな歌いまわしが朝っぱらから、五臓六腑に響きわたります。
聞くたびに魂を揺さぶられます。
そんな心に響くアイーダを聞きながら会社へ向かっていると、どういう訳か、職場へあと数メートルとという所で、必ずと言っていいほど聞こえてくるのが「真実をみた」。

♪ 何を見たの 何を聞いたの 人生がすり抜ける 私の手から・・・

「さあ、今日も気合いれてやるソ゛」て思いながら歩いているとこに、

♪ もう還らないの 私の幸せ 遠く去っていった ああ

なんて聞こえてきたら、朝から切な~くて悲し~くて、仕事どころじゃなくなっちゃいます。
名曲ですが、朝から聴くもんじゃナイかも。
けど、ほんとにいい曲。聞けば聞くほど胸がしめつけられます。

それでもやっぱり明日の朝は「アイーダ」かな。

2009年12月5日土曜日

拝啓 岩崎晋也さま (アルプ12月号“第二章”を読んで)

拝啓 岩崎晋也さま

少年時代からの夢を実現し、四季デビューを果たして、早6年。
早いものです。
今年は全国各地を旅することが多い年でしたね。
55ステップスで名古屋や大阪へ行ったり、ウエストサイドストーリーや『アンデルセン』で日本中を駆け巡りました。
特に、『アンデルセン』はあなたの四季デビュー作品。
デビューのころの思い出が脳裏をよぎったのではと思います。

偶然、アマチュア時代からのあなたを観ることがあったおかげで、四季デビュー(アンサンブル)を知った時は、自分のことみたいに嬉しかった。
当然、デビュー作品『アンデルセン』(札幌公演)を観にいきました。
あの頃のあなたは、必死の形相でしたね。
アンサンブルの中でのあなたは、それまでの表情と違い、地元札幌での公演いうこともあったせいか、「緊張してる」ことがわかりました。
それでも、あなたの持ち前の体のキレや柔軟なところはとても良かった。
イッパイイッパイだったかもしりないけれど、一生懸命に踊るあなたの姿にチョットばかり胸が熱くなりました。
その後は、いくつかの舞台でアンサンブルで出演し、キャッツにも出演を果たしました。
キャッツはあなたが衝撃をうけた憧れの作品ですよね。
キャッツには辛い思いでもありますね。
憧れだったミストフェリーズ役を射止めた直後のケガ・・・。
とても辛かったことだと思います。
そんな時、先輩のひと言が、ステップアップにつながったのでしょう。
「絶対に、あきらめるな。」
ケガが癒えた後のあなたは、どんどん大きくなって行きました。
心身ともに「プロ」になってきたんですね。
55ステップでは、あなたの成長ぶりに驚きました。
歌も上手ですよ。
全てにおいて、進化してきているようです。

そして、デビューから6年後、再び『アンデルセン』。
今度は、メインキャスト「ニールス」です。
得意なバレエを存分に発揮できます。
『アンデルセン』は、あなたの故郷札幌でも公演がありましたね。
家族や友人たちも、観ていたと思います。
そしてデビュー前に所属していたバレエ教室の金澤先生。
先生は、思いも一入だったことでしょう。

私は、久しぶりにあなたのバレエをじっくり観て、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
表情も体つきも、この6年の間に1000倍、10000倍良くなっています。
アマチュアのころは、細くて折れそうだった体が大きくなっています。
細かな表情や表現も良くなってきてます。
バレエには、余裕すら感じました。
たいしたものです。驚きましたよ。
言葉にならない感動を味わいました。(ちょっとウルウルしちゃっタ。)

あなたにとって、今年はつもと違う1年になりそうですね。
故郷札幌での公演は、緊張もしたでしょうけど、気持ちよもかったのではと思います。
得意なバレエを引っさげて日本中を旅しました。
いつになく充実感があった1年ではと思います。
私にとっても、思い出に残る年になりました。

来年はどんな舞台にチャレンジするのかな?

今後もあなたの活躍を観続けていこうと思います。
これからも良い作品にめぐり会えることを心から祈っています。




羽ばたけ 晋也!

輝け 晋也!

舞い上がれ 天高く!


あなたの故郷、札幌より愛をこめて
BY なっちょ

2009年12月2日水曜日

ウエストサイドストーリーのプログラム

私のお部屋に本棚があります。
CDやらDVDやらビデオやらギッチリ。
限界に近い状態になってきおります。
その本棚にキチキチに詰まっている「冊子」があります。
今までに観た四季作品のプログラムがズラリと並んでいて、作品の種類ごとに分けて並べてあります・・・・。がっ、もう入りません。
場所をあけるには、いらない本などを処分しなくてはなりません。
今日、キチキチに並んだ四季プログラムを眺めていてふと「ウエストサイドストーリー」のプログラムに眼がとまり、引っ張り出して読んでいました。
この「ウエストサイドストーリー」いつごろのものかと言いますと、1983年に劇団四季創立30周年記念公演として全国公演をした時のものと、1986年の全国公演のもの。
1983年・・・・・・26年も前。
懐かしい人達がたくさんいて、ついつい読みふけってしまいました。
面白いことに、83年当時のプログラムも86年の物もそうですが、最近の四季のプログラムと比べると、「読む」ところよりも「見る」ところが圧倒的に多く、ほとんどが舞台写真。
それも、大写しの写真がイッパイです。
おまけに、プログラムのサイズが、変にでかい。
83年版はアニタ(前田美波里さん)がドーンと半ページ大写し。
86年のプログラム、これもヘンなサイズで、今の四季プログラムとほぼ同じ位の厚さ(ページ数)があるのに、活字がある「読む」ページが、キャスト・スタッフ紹介ページを含めなんと8ページほど。
このころって読み物としてよりも見るものとしてのプログラムだったようですね。

で、86年版を見ていたら、安倍寧さんがこのミュージカルについてこんなコト言っていました。

『「ウエストサイド物語」が永遠の生命力を保ち得ているのは、根本的に青春の神話だからだ。
この世に、青春があるかぎり、若者たちが情熱の火を燃やし続けるかぎり、このミュージカルは、世界のあらゆる国々で繰り返し上演されることであろう。』

確かに、ウエストサイドストーリーには、未だ衰えることのない熱い息吹きを感じます。

人種の違いで、「いがみ合う」ジェットとシャーク。その「いがみ合い」に巻き込まれながらも、惹かれあうトニーとマリア。
その「いがみ合い」が結果的にトニーとマリアを引き裂いてしまう。
なんとも重たいミュージカルです。
でも、このミュージカルには、いつの時代も消えることのない情熱があるから、観に行っちゃうんだよな~。
夢、憧れ、理想、偏見、差別、貧困。
ウエストサイドストーリーには、これら全てが網羅され、私たちの心に様々な感動を残します。

今年も残すところあと1カ月。
私の心も仕事の疲れからか磨耗が激しい。
冬の寒い季節に、ウエストサイドストーリーで、磨り減った心に情熱をとりもどしたい・・・。