2010年3月31日水曜日

4月は、激務・・・

いつものことなんだけど、
毎年、4月の1週目は、激務。
届く書類の量がハンパない。
普段の数倍の書類の量。
それを実質4日間くらいで、片付けなくちゃいけない。
4月1日以降は、深夜勤務が続く。
ついでに4月最初の土日は出勤しないと片付かないのよ。
ただ、私1人が忙しいわけじゃないですよ。
私を含め5人でやっつけます。
今年の4月も地獄のような日続く・・・

ですので、
mixiの日記もブログも4月1日以降は、かなりの深夜勤務になるので、数日間は書けなくなります。
(帰宅が夜中の2時近くになる時もあります。)
あっ、心配しないで下さい。
睡眠は短くなるけど・・・キチンととりますよ。
大丈夫デス。
ピークは1週目ですが、そのあとの残務もいつもより多い。
いつもコンスタントに日記書いてますけど、4月はほとんど手をかけられません。
なっちょのアホ日記が復活するのは、4月の中ごろになるかもしれましぇん。

2010年3月27日土曜日

SONG&DANCE 55Steps仙台公演 観劇日記(チョットはまとも編)

昨日は、ほんとーに壊れまくった1日でした。
S&Dの余韻が一晩たっても醒めず、朝っぱらから変。
今日も、壊れたまま、劇場へ向かった。
今日はマチソワのダブルヘッダー。
マチネ、ソワレとも観劇後は・・・
案の定・・・イカれた。
しかし、今日は何とか気持ちを落ち着けて、ちょっとはまともに日記を書こうと思う。
できるかドーかは、わかんないですよ。

それでは・・・
SONG&DANCE 55Stepsでは、四季のレパートリーの中から、40曲近くが使われている。
その幾つかをピックアップしてまとめてみました。
幕があき、オーヴァーチュアの直後のナンバー、「ようこそ劇場へ」「アプローズ」の2曲は、ブロードウェイミュージカル『アプローズ』から抜粋されたもの。
四季のレパートリーの中でもかなり古いもの。
25、6年前、一度だけ観たことがあります。
どんな作品だったかと言うと、簡単に言えば、「コーラスライン」がスターの後ろで踊るダンサー達の人生ドラマならば、「アプローズ」は、頂点を極めた大女優が、徐々に若い女優にその座を奪われていくと言うようなお話。(なんせ、たったの一回だけしか観てないし、プログラムを引っ張り出さないとほとんど忘れてマス。)
その厳しい舞台の世界を、SONG&DANCEの冒頭に使っています。
「アプローズ」と言う曲は、もともとスタンダードなジャズみたいな感じの音楽ですが、S&Dではなんともダイナミックなダンスナンバーにアレンジされて、幕が開いたとたん、ノッケからドカンと迫力満点のダンス。
最初の一発で簡単に、夢の世界に引っ張り込まれます。

ガツンと一発食らったあと、今、東京で公演中の『アイーダ』から、「愛の物語」と「勝利めざして」が続く。
どちらもエルトン・ジョンが書き下ろした曲。
「愛の物語」は本編アイーダでは、冒頭、アムネリスが、時空を越えた物語りの始まりを、語りかけるように歌いだします。
「アイーダ」では、ストーリーの要になる曲です。
S&Dでは、ちょっと趣が違います。
これから観にいくという方、見所の1つですよ。
そして、この曲2曲を歌っているのが、織笠里佳子さん。
ステキな歌を披露してくれます。
「愛の物語」はすぅっと静に歌いだすんですが、次の「勝利めざして」とくっついてます。
その、曲の切れ目、曲調が変わります。
この部分、織笠さんの歌声にビビっ!と来ますよ。
織笠さんは、原曲のイメージを大切にしているような感じがします。
どの場面でも、本来の舞台で使われている曲のイメージを忠実に表現している気がしますね。
それに、ABBAの「手をすり抜けて」(マンマ・ミーア!)や「メモリー」(キャッツ)と言った、名曲を捌くのがウマい。
すばらしい方です。

次は、後半に出てくる曲からも幾つか抜粋。
まずは、四季のオリジナル作品には、欠かすことの出来ない三木たかしさんが書き下ろした名曲の中から、「夢を配る」(夢から醒めた夢)と「祖国」(南十字星)の2つを。
「夢醒め」で歌っているこの「夢を配る」、本編では、夢の配達人が歌っています。ピコを夢の世界へ誘うように歌います。
ところが、今回のS&Dでは、ちっょと面白い演出をしてます。
もともと、男性ボーカル(配達人)が歌っている曲を、女性ボーカルの歌い出しで始まり、徐々に男女のコーラスになります。
それも、ここの場面のダンスが面白い。
ボブ・フォッシーを意識した、加藤敬二さん独特のフリ。
ユニークです。
もう1つの三木ナンバー「祖国」。
昭和三部作の1つ「南十字星」の中の名曲です。
歌っているのは、渡辺正さん。
渡辺さんと言うと、マンマのサムや最近ではアイーダのでラダメス役で登場してます。
渡辺さんは、初めて三木作品を歌ってます。
マンマもアイーダもポップス調の曲ばかり。
ABBAにエルトン・ジョン。
ポップス系を多く歌ってきた渡辺さんが、三木たかしさんの曲をしっとりと歌ってくれてます。
ここも、イイとこですよ。

最後に、ロイドウェバー作品の中から1つ2つ。
まず、『エビータ』で歌われる「ブエノスアレス」。
この曲は、主人公のエバが田舎町から大都会へ憧れを求めて旅立つシーンで使われています。
この曲を、金平真弥さんが実にかっこよく歌うんです。
一見すると、パンチの効いた声が出るようには見えない方(金平さん、ゴメン!)なんですが・・・
ナント、ナント『七色の歌声』の持ち主。
パンチの効いたポップな歌い方、優しく語り掛けるような歌い方、軽やかで弾むような爽やかな歌い方。
何でも、いけてしまう。
「ブエノスアイレス」を歌う金平さんは本編のエバよりも元気がいい。
それに、けっこう力強くて聞き応えがある。
若手の筆頭と言ってもいいかもしれません。

あと1つ、『オペラ座の怪人』の名曲、「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」。
村さんが、ファントムの雰囲気たっぷりに聞かせてくれます。
なんと言ったって、ファントムご当人。
とにかくうっとりしちゃいます。
この場面では、名曲を歌う村さんと綺麗なバレエシーンの融合を観ることが出来ます。
観ている観客は誰もが、村さんの歌に吸い込まれて行ってます。
その歌を背景に、四季ではすっかりリーダー的存在になってきた岩崎晋也くんと、NBAバレエ出身の斉藤恵美子さんの2人が、なんとも言えない美しいバレエを魅せてくれてます。
2人ともバレエに関しては、いわゆるプロフェッショナル。
岩崎君と言うと、ミストフェリーズ。
そして、アンデルセンでのニールス。
踊っている時の岩崎君は、「水を得た魚」。
優雅さ、繊細さ、美しさ、どれもピカイチ。
最近は、「表現者」としての成長も見て取れる。
彼の進化はいったいどこまで行くんだろう。
そして、斉藤さんは、お綺麗です。
バレエに長く身を置いていた人はホントに表情豊か。
斉藤さんは、とても優雅で気品のあるバレエを踊ります。
S&D、後半の見所ですね。

本当は、もっといろんなことを書きたかったけれど、
昨日の今日である。
まだ、ちっょとアタマがおかしい。
昨日よりは、だいぶ「まとも」かと思いますが、
とりとめも無く続きそうだし、また、夜になって気が飛びそうになってきたので、ココでやめときます。
それでは、みなさん オヤスミなさい。

仙台の朝

ぼーっとてます。
寝不足・・・
ただの寝不足ちゃいます。
コーフンして寝れなかったから、
朝、起きても地に足が着かない感じ・・・
(二日酔いじゃないよ!)
深夜の日記、読みかえしてみた。
なんじゃこりゃ(汗)
ワケワカランこと、書いてあるよ。
完璧に飛んじまって、おかしくなってるワ、わたし。
大丈夫だろか・・・

ちゃんとした日記、
ウチへ帰ってからにしよう。

Song&Dance 55Steps 仙台公演 ブッ壊れ観劇日記パート1 

去年の名古屋以来、久々のS&D
観て参りました。
仙台まで来てよかったよ!
あーもう、何から書いていいかわからん。
どーしよ~っ
ウヒャウヒャよ、もう
涛サンもしばらくぶりに観れたし、村さんのあのステキな歌もきけた。
渡辺さんのロックシンガーばりのジーザスはすごいよ。

折笠さんのメモリーは、楽曲のもつイメージを忠実に表現していてすっごくステキでした。

福井さん、若いわりにしっかりと歌う人。
シャドウランドがイイ!

そして、金平さん。
この人タダものじゃない。
どんな曲でもいける。
『七色の歌声』
やさしい歌、パンチのある歌、軽やかな歌、
なんでもいける。
オールラウンドプレイヤーそのもの。

加藤久美子さんなんか、かっこよすぎだよ。
ヴァリエーションズは、期待していた以上。
ダイナミックだね。
萩原サン、
言葉出ませんワ。
シャープで、メリハリのあるダンスは、目を引きますよ。
すごっ かっこイイ。
ハギちゃんステキでスた・・・
ウチの会社にもハギワラって人いたけど、どーしよーも無い人間だった。もう四季のハギちゃんとは雲泥の差。

原田さん、どっかで観たなと思ったら、「ユタ」に出ていたよ。
いじめっ子の1人で。
キャッツでもおなじみだけどね。
前田クン、めんこいね。
元気いし、軽快だし。

須田さん、す、す、すごくすてきれす。
メモリーでのソロ、感情豊かに力強く踊ってました。
なかり気に入った。
そしてそして、岩崎晋也クン。
ウハウハです、もう。
ちょっと観ないうちに、また進化してましたよ。
特にバレエシーンは、ピカイチ。
やっぱり綺麗だ・・・
うっとりしたわ。
タイピンは飛んでませんでした。(笑)
愛の物語での斉藤さんとのペアは、味が出てきた。
最後のタップは、疲れが極限状態だと思う。
だくだくの汗。
それでも、軽快にタップ踏んでる姿みたら、もう・・・
ヤラレタ



あー、今日はもうダメ、ノックアウト。
完全に コワレタ。

2010年3月26日金曜日

杜の都

仙台に到着しました。

久しぶりに、東北へ行く飛行機に乗ったけど、東北上空はいつ来てもゆれる。〓

私、飛行機の揺れは、多少激しくても全然へーき。おっかなくないのよ。
ただ今日は、本当にガタガタ揺れたねぇ(*_*)

安眠を害されてしまったよ(:_;)

せっかくのお休みタイムなのに・・・

まぁ、とりあえず安着したしソワレまて時間あるし、牛タンでも食べて昼寝でもするワ。

2010年3月25日木曜日

観劇予想日記 「Song&Dance 55Steps 仙台公演」 

明日、金曜日S&D仙台公演へ行って参ります。
昨年5月の名古屋以来のS&Dとなりまする。

で、
観た後のレポートは、みなさんフツーに書きますが、
観劇「予想」日記は、そんなに多くは書く人おらんでしょ。
ならば、ちょっと書いてみましょ・・と。

今回のS&で期待をしている・・・と言うか、ココが観たい!
思っているのが、男女のボーカルパート。
東京や名古屋で観た時のメンバーとガラリと変わっています。
特に女性パートは、それまでは、ほぼ固定されていたキャストを今回の全国版では、全て入れ替えてきました。
「折笠・金平・福井」
福井サンは、まだ観たことの無い人なので、かなり期待をしています。

折笠サンは、ステキなお声の持ち主。
「メモリー」「Slippng Through My Fingers(手をすり抜けて)」
ロイドウェバー、ABBA、2つの名曲をどう歌われるのか、楽しみでなりません。
金平さんは、昨年暮れにアイーダのアムネリスで観て以来。
歌に関しては言う事ナシ。
金平さんと言えば、「春のめざめ」のイルゼの印象がとても強く、複雑でちょっと陰のある少女の役を、さらりとやっているなと思っていました。
そんな金平さんが、アイーダでは、装いもガラっと変わり、気高く凛としたアムネリスで登場したときは、役の完成度の高さに驚きました。
S&Dでは、どんな姿を魅せてくれるんだろうと、仙台行きが近づくにつれ、楽しみ度、期待度が増してきます。

男性ボーカルについては、S&Dに出ている渡辺さんはお初。
渡辺さんと言うとマンマのサム役ですけど、近年はアイーダのラダメスもやってます。
ロック歌手だったこともある渡辺さん、S&Dでは昭和三部作の曲(南十字星)や、JCSの曲など、ご自身が直接係わっていない舞台の曲を歌います。
おそらくロック系は得意ではあると思うけど、オリジナルに関しては、
出演経験が無い。
きっと毎回のように試行錯誤しながら、舞台に立っているんでは?と思う。
四季のオリジナル作は、なんと言っても「浅利魂」がギッチリ詰まっているので、歌うときのプレッシャーも大きそうだ。
ある意味、「大役」を仰せつかってマス。

そして、ダンスパート。
益々磨きがかかったメンバーの皆さん方。
バリバリのカッコイイダンス、早く観たい。

S&Dには欠かせないヒトがいる。
それは、岩崎晋也サン。
私の中では、四季の看板俳優と言ってもいいと思ってます。(誠に勝手ではアリマスガ・・・)
昨年の秋、アンデルセンのニールス役で里帰り(アンデルセン札幌公演)を果たした時は、なんとも言えない表情で精一杯ニールスを演じてました。
岩崎君は、常に進化し続けているよう。
ダンスばかりではなく「舞台俳優」として、私たちの目を引くようになりつつある・・・
いやいや、もうなっている。
今回のS&Dでは、どんな姿で舞台に現れるか、私の一番の楽しみ。


人のことばかり書いてしまってますけど、モノも期待してます、もちろん。
四季ミュージカルの珠玉のナンバーが、ズラリ。
何と言っても、加藤敬二さんのユニークな演出が目玉。
「オペラ座の怪人」や「キャッツ」など、オリジナルの舞台のイメージを大事にS&D版にアレンジしてあったり、本来の舞台がどんなものだったか一瞬、解らなくなるくらい面白いアレンジをした「ライオンキング(早く王様になりたい)」など、盛りだくさん。

あー早く観たいワ。


と言うことで、
ここにあげた俳優さんについては、たぶん・・・S&D仙台公演に出演するであろうということを「予想」して書き綴ってみました。
毎日の天気予報といっしょ。
明日は、こんな天気になるでしょう、
予想気温は・・・
ってのと同じ感覚です。
今は、淡々と綴ってマスが、観劇後は、コーフンして壊れていると思われます。
その時の日記は、ヒドイかも。
天気予報のように表現するならば、
S&Dハイテンション警報発令。
マチソワ観劇後は、ヒジョーに熱くなり、思考低下する可能性があります。
夜更かし寝不足にご注意下さい。

ナンチャッテ

2010年3月24日水曜日

「サウンド・オブ・ミュージック」稽古場取材会

お稽古が、本格的になってきた。

http://www.shiki.gr.jp/navi02/news/009189.html

そして、四季の舞台に綜馬さんが帰ってくる。

久々だ・・・

美女と野獣のビースト、

オペラ座の怪人のファントム、

李香蘭の杉本さん、

ウエストサイドのトニー、

伸びやかでソフトな歌声。

四季の舞台でまた聴ける。

サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐役、
綜馬さんにぴったり。


あー、あの歌声聴きたい・・・。

2010年3月23日火曜日

トマトしゃぶしゃぶ

今日は、友人と「トマトしゃぶしゃぶ」なるものを食べてきました。
トマト味のしゃぶしゃぶ。
トマトをしゃぶしゃぶにするんではありません。
トマトのスープ(コンソメ味)でお肉をしゃぶしゃぶするんです。

お肉はブタ。
野菜は、キャベツ、もやし、大根、しめじ、えのきなど。
フツーしゃぶしゃぶと言うとポン酢やゴマたれなどで食べますが、トマトのスープでしゃぶしゃぶしたお肉を、トマトピューレのような「たれ」か、生タマゴ(すき焼きみたいに)で食べます。
これが、なかなかウマい。
一見、スープが真っ赤のなでキムチ鍋のように見えますが、味はトマト。
ヘルシーです。
最後に、トマトのスープにうどんを入れて、トマト味のうどんすき。
これがまた美味しいのよ。
おなかがいっぱいになりました。

あ~、満足、満足。

2010年3月21日日曜日

晴れて、いい天気・・・のわりに・・・

すんごい強い風。
今朝、カーテンの隙間から温かそうな陽が差し込んでいるので、窓の外を覗くと、気持ちのいい空が広がってました。

が、ゴォーと唸るような風が・・・。
まだ葉っぱがついていない街路樹がユサユサと大揺れ。
空を見上げると、すんごい速さで雲が風に流されていきます。
(早っ!)
時折、家がギシって言ってマス。(壊れるよ~)
こっ、こわい。

現在、札幌を含む広域エリアに「暴風波浪警報」が発令中デス。

新千歳から羽田へ向かう飛行機も、今朝から欠航してる・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
どこへも行く予定がなくてよかったヨ・・・。

2010年3月20日土曜日

今日の出来事

プロ野球パリーグ開幕
北海道日本ハムVS福岡ソフトバンクホークス
開幕投手は、
日ハム、ダルビッシュ。ソフトバンク、杉内。
残念ながら、日ハムは初戦飾れず。
(明日は勝ってヨ!)

本日、ウチの母は、町内会の「班長会議」のため夕方不在となるため、メシ炊きをすることになる。
雑誌か何かの切り抜きにあったチキンカレーを作った。
普段は、お台所に立たない私ですが、しばらくぶりに晩ご飯当番をやりました。
カレー。
難しい料理は何一つ出来ません。(汗)
カレーは、お料理の知識ゼロのワタシでもできます。
子供だってできるわ。
でも、お料理キライじゃないです。
しないだけなの。

そして、今日はこんなものが届いた




四季から届いたDM。
中身は、現在の四季の活動と主な作品のラインナップが書かれたパンフレットに、四季からのメッセージと共にアンケートが添えられていました。
この、アンケートは、札幌にまた出来るかも知れない「札幌四季劇場」に関するもので、今後、北海道での四季の活動の参考にするため、北海道在住の会員へ宛てたもののようでした。
中を読み、早速アンケートに答え、ファックスで回答を送信。
アンケート内容は、
時々劇場で配付されているアンケートの内容に良く似たものでした。

今までに観た作品は?
今後、観て見たい作品は?
観劇は、だれと行くか?
年間どのくらい観るか?
などでした。
同封されていた四季からのメッセージ文には、

『劇団四季では、再び札幌常設劇場の建設を検討しております。竣工目標は、来年2011年初頭。まだ、正式な発表は行っておりませんが、実現の折には、道内で上演されていない数々のロングラン作品を、存分にお楽しみいただけることになります。』

四季サイドから、初めて札幌四季劇場に関する具体的な動きが表面に出てきました。
HPには札幌四季劇場スタッフの募集の記事が出てはいたものの、こう言う形で、会員へ向けてメッセージを送ると言うことは、この話がテープルの上での議論から、本格的な建設へ向けての第一歩であるような気がしました。

夢のような話です。
正直言って、飛び跳ねたい。
自分の住んでる街に、また四季劇場。
ただ、複雑な思いもチョッピリ・・・。
福岡のコト。
難しい問題を抱えている福岡。
かつてのJRシアターも集客減と札幌駅再開発のため閉館している。
不安もある。
でも、ワタシ達が盛りたてなきゃ意味がないワ。
とにかく、これからどうなるのか。
四季の動きが気になります。


札幌四季劇場のこけら落しはナンダロー?
製作発表はいつなんだろうか??

2010年3月17日水曜日

クレイジー・フォー・ユー観劇日記 初観のポリーとザングラー

3月13日(土)マチネ
クレイジー・フォー・ユー。

初観の2人に大きな期待をして劇場へ行きました。
その2人とは、ポリー役の木村花代さんと、ザングラーさん役の志村要さん。

まずは、「自由劇場の怪人」と称される志村さんから。

ストレートプレイでは、「鹿鳴館」の飛田天骨や、「ハムレット」のクローディアス、「アルデールまたは聖女」の将軍など、シブい役どころを重量感たっぷりに演じている『役者』ということばがぴったりの俳優さん。
最近では、「春のめざめ」で、父親・牧師・教師らの異なるキャラクターを一つの作品の中でみごとに演じ分け、プロの離れ技に感銘をうけたばかり。
その、志村さんがザングラーさんをやったらどーなるんだろうと、ずっと思い続け、先週の土曜日にやっと観れた。
その感想は・・・
「上手い!」と、やっぱりウナってしまった。
重厚さのないコミカルな役どころも、とても良い感じ。
ボビー(加藤敬二さん)との掛け合いもテンポがあって、笑いが止まらない。
2人のザングラーさんが、バーで朝まで飲み明かすところなんかは、劇場中が笑いの渦。
この場面、2人ともベロンベロンに酔っ払っているのでお互いを認識できていません。
(想像してください。酔っ払っているモン同士の会話・・・。)
このときの志村ザングラーのヘベレケぶりに、私は、肩を揺らしながら吹き出してしまった。(爆)
そして、上手い。
お客さんは、名人「志村ワールド」にすっかり引き込まれたようでした。
ここまで、楽しませてくれる志村さんは、やっぱり『役者』。
百戦錬磨の舞台俳優さん、その守備範囲の広さを感じます。

もう一人、注目していた人、
久しぶりにポリーをやる木村花代さん。
昨年、「美女と野獣(京都)」で芯が強くてしっかり者のベル、「異国の丘」では、太平洋戦争のさなか、国家の存亡を背負いながら九重秀隆と将来を約束するが悲劇的な最期をとげる愛鈴には、涙がとまりませんでした。
そんな、清楚な部分が多かった木村さんが、明るくて気さくで男勝りなポリーを演じている姿は、とても清々しくて可愛らしかった。
こんなに、可愛いポリーは初めて。
それに、ガーシュウィンの曲をとても優しく軽やかに歌っていました。
ガーシュウィンメロディを心をこめて歌っている花代ちゃんポリーは、今までとは違う輝きを放っていて、キラキラしていました。
それに「ヘン顔」する花代ちゃんも可愛いもんです。
さらに、こんなに軽快に踊っている花代ちゃんも久しぶりです。
清楚で優しいイメージの女優さんですが、少々男勝りだが気立てが良く、キビキビとしたポリーの役も似合っています。

本当は、あと2、3回この舞台を観たかったけど、ちょっと無理・・・。
また東京での公演があれば観に来たい。

今週で、東京公演は終わっちゃう・・・。
全国公演をしてほしいです。

アイーダ観劇日記「どうしたらいい」ピラミッドの秘密

3月13日(土)、
また、行ってきちゃいました。
東京アイーダ。

行き過ぎデス・・・(汗)

今回も、ジィ~んときた。
いつもアムネリス目線で観てしまうので、最後には必ず涙がでちゃう。
でも今回は、先日見に行った古代エジプト展のことが頭にあったので、いつもよりも、面白く感じました。

今日は、2幕の冒頭、アムネリス(光川さん)、ラダメス(阿久津さん)、アイーダ(樋口さん)の3人がピラミッド、三角形の中で歌っている「どうしたらいい」にちょっと注目してみた。
ピラミッド、三角、3人の関係、つながり、結びつき・・・。
この3人、いわゆる「三角関係」。
三角関係というと、あまり良い印象はない。
取り合い、いがみ合い、罵り合い、それにツブシ合い。
全く、良いものは何一つない。
最悪・・・です。
でも、アイーダの中の三角関係は、そんなヒドイものではない。

アイーダは、ラダメスに惹かれています。
奴隷としてエジプトに連れてこられたアイーダは、ヌビアの王女であることを隠したままの状態で、苦しみながらラダメスへの愛が深まっていきます。
心の中の葛藤は、今にも弾けそうなんでしょう。
「どうしたらいい」という歌の中にも、その胸のうちが歌われてマス。

ラダメスは、アムネリスという許婚(いいなずけ)がいますが、アイーダと出会ってから「何かが変わった・・・」。
アムネリスとの結婚は、国家のため。
ラダメスの本意じゃない。
ファラオの次のリーダーとなるべく自分だがアイーダへの思いはどんどん深くなって行く。
ラダメスの心の葛藤も、痛いくらい解ります。

アムネリスは、愛してやまないラダメスが、自分からどんどん遠ざかっていくことへの不安、自分のことを親身になって理解してくれるアイーダとの友情、王女であることの重圧、様々な思いに胸が張り裂けそうになっている。
そんなアムネリスが歌う姿を観てると辛くてたまらない。

それぞれ、複雑な思いが交錯している、三角形。
アイーダでは、悪い意味の三角関係ではなく、むしろ3人は強い絆で結ばれていると思う。
アイーダ←→ラダメス←アムネリス←→アイーダ。
アムネリス→ラダメスだけが一方通行ですが、結果的に3つの点がつながります。
ぶつかったり、いがみ合ったりがない三角です。
こんな三角もあるんだなと「今さら」だけど思った。
ピラミッドの不思議な魔力なんでしょうか・・・。

「どうしたらいい」の曲は、およそ4分弱。
その中に、3人それぞれの深い思いがぎっしりと詰まり、このミュージカルの聞かせどころの一つ。
胸に染みる歌です。

物語の最後は、アムネリスが一人ぼっちになってしまいます。

一人になったアムネリスは、どういう日々を送ったんだろう・・・。
愛するもの全てを失った後、どう生きていったんだろう。

これだけは、永遠に解明できない謎なのかもしれない。

2010年3月10日水曜日

昭和58年9月創刊第4号隔月刊 「ミュージカル」

テレビ台の棚の中に、こんなモンが・・・



昭和58年9月創刊第4号隔月刊 「ミュージカル」という雑誌の表紙。
初演当時の劇団四季「キャッツ」です。
何が見たくて買ったかは覚えていません。
表紙の「昭和58年9月創刊第4号」の文字をみて、ビックリ!
この写真では、判別不能ですが、手元で雑誌本体を目を凝らして見ると、真ん中のネコの左後ろにうっすらとミストが写っています。たぶん、チャミさん(飯野おさみさん)ですね。










これは、白黒ですが、右上のかわいいポーズをとっている白っぽいネコ誰だか解りますでしょうか。
これでは、解りにくいよね。
写真の下には、「保坂知寿のグリドルボーン」とあります。














これは、知っている人いるかもしれません。
ライオンみたいな白いネコ。
山口祐一郎さんのタガーです。
その下は、グリザベラで久野綾希子さん。(←この当時、四季のトップスターでした。)
久野さんは、一度四季を出て、数年前復帰しました。
(現在は、四季を出ています。)
異国の丘(宋美鈴)や、マンマ(ドナ、ロージー)に出ていたことがあります。









捨てなくて、よかったぁ~。
ちょっとしたお宝。
雑誌の中には、キャッツに関するこんな記事が・・・
(全文転記)
『日本のミュージカル界の台風の目と言われる劇団四季が、創立以来、最高最大の規模で取り組む問題のミュージカルの開幕が近い。型破りな内容が、型破りの劇場を要求する!劇団四季はそのために新宿に特殊な新劇場を建設する。そして、そこで続く限りのロングランを試みる。誠に破天荒なミュージカル公演の実験だ。日本演劇史上、エポックメーキングな事件(?)ともいえる。そのロングランの全期間を通じて、劇団四季の全俳優が投入される。私たちは、さまざまな配役で、この「キャッツ」を観る機会に恵まれることだろう。尽きせぬ数々の話題が、開幕後も更にふえ続けるに違いない。』

今、まさにとんでもないロングランになっている。
改めて、底知れぬキャッツの凄さに驚かされた。
すごっ!

2010年3月7日日曜日

まだまだ、春は遠い・・・

もう、3月だというのに、窓の外は白一色。
暖かくはなってきているものの、朝晩の寒さは冬そのもの。
今日も、一日中、白いものがチラチラと降ったり止んだり。

街の中は、アスファルトが見えてきているけど、家々のまわりや、
子供たちが遊ぶ近所の公園には、たっぷりと雪がつもったまま。

「これじゃ、まだまだ遊べないワ・・・」

3月と言えば、お別れの季節。
別れと言うと寂しいですが、新たな一歩を踏み出すための別れでもあるので、晴れ晴れした感じもします。

思い出の校舎、
部活で汗を流した体育館やグランド。

仲間に馴染めず、先生にも冷たくされ、何度も学校を辞めようとした・・・
でも、大人にはなりたい。

クサらず生きててヨカッタ。

そーだよ、卒業オメデトウ!

満員の電車にゆられ、雨の日も雪の日も働き続け、
この春、定年退職をするお父さんたち。

バブルの後を襲ったリストラの嵐になんとか耐え抜く。
しかし給料は激減・・・
家のローン、子供たちの学費・・・

「嫁サンになんて言おう・・・。」

それでも、どーにかここまで働けた。

お父さんたち、お疲れさん!





それぞれ、いろんな思いを胸に、それぞれの場所から旅立っていきます。
これからも、まだまだ苦難もあるが、イイこともある。
別れの後には、暖かい春がやって来る。



でも、北国の冬はもう少し続きそう・・・。

我が家の庭先もまだ雪に埋もれたまま。

はぁ~ クロッカスの葉っぱが見えるまでには、ほど遠い・・・。

春が待ち遠しく感じる。

でも、まだまだか・・・。

と、ため息のでる日曜の夕方をぼんやりと過ごしているなっちょでした。

2010年3月6日土曜日

かわいいっ




CFY(福岡公演)のプロモーションビデオがアップされてたけど、




花代ちゃんのポリー、



めんこい~っ(可愛い)


こんなにかわいいポリー、見たことがナイ。



それに、加藤ボビー。

いつみても、軽快で、イイねぇ。





デットロックの愉快な野郎ども、



ザングラーフォーリーズの女の子たち、



ガーシュウィンメロディ、


楽しそーだ。

2010年3月5日金曜日

あ〜悩む・・・

明日は、マンマ・ミーア!広島公演、先行の日。


未だ悩む・・・・・・・

マンマ・ミーア!は大好き・・・
だけど・・・・・・・・


う〜ん(汗)


広島は観光でも行ったことがない。


あ〜、う〜、

どーしたもんか・・・

やっぱ、行くワ〓

2010年3月4日木曜日

ホントに好きなんです。

エジプト史。
ホントに好きなんです。
現在、道立近代美術館で開催中の、『吉村作治の新発見! エジプト展』に行ってきました。
平日の午後だから、混んではいないと思ったらケッコウな人。
まあ、それでもゆっくり回れました。
「アイーダ」に関する物も、ありましたよ。





アイーダ観た人は、お分かりかと思いますが真ん中の「目」。
「ホルスの目」です。(この写真以下全て、買ってきた絵葉書です。)
これは、お墓の中に入れた副葬品の一部で、「ヘヌウトタウイ王妃の銘板」。
この王妃のミイラの中にあったそうです。
大きく見えますが、ハガキよりも小さい。
ですが、キンピカ。
銘板には、王妃の名前とウジャトの目(ホルスの目)、両サイドに死者の内臓を護る4人の神が、2人づつ向かい合ってマス。
ミイラ・・・なんであんなモン作るんだろ・・・
死んだ人の臓器を取り出し、一個一個専用のツボに入れ(胃とか腎臓とか専用のツボがあるんだって。)、体はナトロン(塩)漬けにして水分を飛ばし乾燥させて包帯でグルグル巻きにする。
気持ちワリイよ。
古代エジプトの人には、「再生・復活」の理念があり、人が死んでもカラダを残しておけば、あの世から戻ってきた時にまた使えるといった発想があったようです。
すごい発想・・・
紀元前の人間は、すんごいコトを考えていたもんデス。
驚き。

見ての通りニャンコです。
これもアイーダを観た人は、「猫? そーいえば・・・!」
アムネリスがかぶっている、あのデカイ帽子の上に・・・猫。
そうです。もうお解かりですね。
あのシーンです。
しかしこのニャンコ、ただのニャンコじゃございません。
神様なんです。
「バステト女神」と言います。
「慈悲深い神」、愛と音楽、ダンスの女神。やさしくて母性面の守護神として人々に愛されたとのこと。
妊婦さんや出産を守護する神さまでもあったそうです。
さらに、「お洒落の象徴」でもあったらしく、猫の像にネックレスや装飾品をつけて奉っていたんだってサ。
バステトの語源?て言うか意味は「女性」という意味だそうです。
猫って、なんとなく女性的よネ。
なんで、アムネリスの頭の上にニャンコが乗っかってるか・・・
なんとなーく読めてきました。


コレってなに?
頭にツノ?
丸いのはナンナンダ?
アイーダには、「物」としては出てきませんが、アムネリスのセリフに、
『我こそは イシスの神の娘。その命令である』
そう、これが「イシス女神」です。
とても小さな像なんですヨ。
今日買ってきた図録にもで出るんですが、高さが15㎝もありません。
ちっちゃいでしょ?
翼を掲げオシリス神(イシスの夫であり弟、邪神セトに惨殺されてしまった。)を守護するイシス女神を表していて、2つの雌牛角に挟まれた太陽円盤を戴く冠をかぶってマス。
イシスは、「死者の守護神」、「死者を来世で復活させる」神さまだったので、エジプトの王族や貴族のお墓の壁画なんかに描いてあるみたい。
展示物の中に、墓地の壁画写真があって、そこにイシスが描かれていました。

アムネリスは、『イシスの神の娘』

イシスは、「死者を来世で復活させる神さま」

古代エジブトの理念は「再生・復活」

アイーダって、すんごく奥が深~い。
壮大な物語なんだワ。
今さらながら、そう思った。
私のエジプト好き、アイーダ好きがどれほどか、お解かりいただけたと思いマス。

2010年3月2日火曜日

明日、行って来ます!

って、えっ! まさか!?

『遠征?』















ではございません。





総合検診デス。





ほんとうなら、とっくに行ってるはずなんですが、行きそびれて年度末のこんな時期になってしまった。
ウチの職場は、毎年必ず検診を受けることになっています。
検診の前日は、夜9時以降は絶食なので、今日の晩ご飯は、ハラ一杯食べておきました。
なんせ、明日一番最初に口に出来るものがバリウム。
朝食代わり・・・。
この世で一番ウマくないものを胃袋に流す。
バリウム苦手な人多いと思います。
白くてドロドロ・・・(薄い色がついていたり味付きもあるそーですが)
一見すると、飲むヨーグルトぽっいですが・・・
とにかく、美味しくない。
てか、食べ物じゃないっしょ

私、バリウム検査はやっぱりイヤ。
ですが、意外にスイスイ飲めます。
どーゆう訳か、最初から抵抗なく飲めた。
バリウムはどーにか飲めるけど、その前にすっぱい粉を飲まされる。
こっちの方がキツイ。
飲んですぐに、ゲプっと来そうになる。

「ゲップ我慢して下さいね」
といわれますが・・・・・・無理です。
私、我慢できないので、いつも「ゲプっ」ってやっちゃいます。
だって、無理だものコレ。
でも、自分の健康状態を調べる大事な検査だからね。
いやでもなんでも、『やっらなければ!』

さてと・・・
今日は、もう寝ます。
起きていると、何か口にしたくなるし。
ビールも飲めんし。







フテ寝するワ。

2010年3月1日月曜日

究極のエビータを観た その2

27日にエビータマチネを観てきた観劇日記「その2」です。

今回のエビータは、自由劇場。
何もかも、近かった。
抜群の臨場感。
こんなエビータ初めてでした。

マガルディ(渋谷智也さん)

最近の渋谷さんと言えば、「人間になりたか猫」のタドベリが定着しつつあるけど、マガルディも忘れちゃいけない。
実にいろんなことが出来ちゃう俳優さんですね。
スカー(ライオンキング)、ネミエール(美女と野獣)、アル(コーラスライン)、ザングラー(クレイジー・フォー・ユー)などなど。
エビータでは、マガルディのほかにペロンもやれちゃう。
ペロン役の渋谷さんを観た事がありますが、個人的にはマガルディの方が好きです。
どちらも「渋谷カラー」が面白いくらい出ています。
でもマガルディの渋谷さんは、面白い。
最初の酒場でのシーン。
マガルディと一緒に「プエノスアイレスに行きたい。」と、せがむエバに対して、なんとも困った表情をする。
「都会を甘く見ちゃいけない」と、突き放そうとするが、余計エバはせっついてくる。
その時の表情がほんとうに「こいつ、本気かよ・・」って顔をしている。
あの時の雰囲気がリアルでした。
そして、渋谷さんの歌声がイイですね。
あの独特な高音域は、いつ聞いてもウナってしまう。

ペロン(金田俊秀さん)

去年の10月にアイーダを観た時、心がときめくほどのイケメンラダメスに感激してしまい、一瞬我を忘れそうになった。
今回のペロンでもときめいちゃうのか?
と思いきや、今回はときめかなかった。
けど、あらめて金田さんの声量に驚いてしまった。
金田さんの声はほんとに良く通る声なので、劇場中に響き渡ります。
申し分のない上手さです。
金田さんがペロン役と知ったときは、正直ちょっと考えてしまった。
実際に観た印象としては、「大統領」というよりも「若(ワカ)」と言う感じでした。
しかし、見た目は「若」かもしれないけれど、どっしりとした風格があり威厳に満ちたその表情は、金田さんの持ち味なのかもしれない。
そんな金田をさんを観ていて、私の脳裏にふとこんなことが浮かんだ。
「金田さんの、オペラ座の怪人が観てみたい・・・」
ちょっと飛躍しすぎだろうか・・・

エビータ(秋 夢子さん)

最近、よく目にすることが多い女優さん。
ジェリーローラム(キャッツ)、愛蓮(李香蘭)、リナ(南十字星)。
最近の四季の女優さんの中でも、一番と言っていいくらい美しくて柔らかな声の持ち主。
秋さんの歌声は心地よささえ感じます。
そして、エビータは、秋さんにとって大きな一歩になるような気がします。
大先輩、野村さん直伝のエビータ、それを見事に演じきっていました。
カサ・ロサーダでのシーン、しずしずとバルコニーへ向かい「共にいてアルゼンチーナ」を歌っている時の表情は、今までに観たことがない輝きに満ちあふれた微笑がありました。
とにかく「完璧」です。
歌の上手さ、表現力の豊かさ、どれをとってもすばらしい女優さんです。

今回のエビータは、いろんな意味で私の心に強く残りそうです。
今までにないくらい、胸にずしりときました。

早水さんのグリザベラ

2月26日(木)横浜キャッツ マチネ 

この日座った場所は、8列目で上手側(右側)。
マンカス(福井昌一さん)がよく見える位置です。
マチネだったので、おばちゃんごっそり。
この日のキャッツシアターは、平均年齢が高かった。
おばちゃんたち、開演前ガヤガヤで楽しそーにペチャクチャ。
しかし、猫屋敷にはおばちゃんたちをも黙らせてしまう空気があります。
なんなんだろう・・・。
「不思議な空気」がキャッツシアターに流れています。

そして、開演時間。
劇場内が真っ暗になり、オーバーチュアが流れる。
おばちやんたちのガヤガヤがすーっと静になる。
ただ、静になったのでは無く「不思議にな空気」に包まれ言葉をなくしたよう・・・。

今回は、グリザベラ(早水小夜子さん)に注目してみた。
五反田キャッツで観たてから2年くらいが経っていたので、ちょっと久しぶり。
私の一番好きな早水グリザベラ。
早水さんのグリザベラは、いつ観てもジ~ンときます。
どんなに毛づくろいをしても、つやの出ないボロボロの毛、しっぽ。
ふらふらと、今にも倒れそうになりながら他の猫たちの前を歩いて行く。
どうしようもないくらい、寂しげなグリザベラの横顔を観ていたら、こっちまで、寂しくなってきます。
早水さんのグリザベラは、なんとも独特の雰囲気です。
背中に哀愁を背負い、「ごらんよ 恥じらい 戸惑い・・・」と搾り出すように語る(歌う)その表情は、早水さんにしか出来ない表現のようです。
個人的には、グリザベラを演じている人の中で早水さんは最高だと思います。
そして、名曲「メモリー」をラストで歌うシーンは、とても印象的。
言葉にならない感動をおぼえます。
歌い終わった直後は、一瞬、静まり、ザーと波のように拍手がおきた。
何度観ても早水さんのグリザベラには、聞き入ってしまうし、魅入ってしまう。
早水さんは「S&D55ステップス」でも同じ「メモリー」を歌ってましたが、S&Dの時とは明らかに違う表現と歌い方は、早水さんならではの『演じ分け』なのだろう。
感銘するばかりだった。
また、横浜キャッツへ行く機会があれば、また早水グリザベラを堪能したい。

エビータ観劇日記

27日(土)エビータ マチネ


今回のエビータは、自由劇場。
何もかも、近かった。
抜群の臨場感。
こんなエビータ初めてでした。

マガルディ(渋谷智也さん)

最近の渋谷さんと言えば、「人間になりたか猫」のタドベリが定着しつつあるけど、マガルディも忘れちゃいけない。
実にいろんなことが出来ちゃう俳優さんですね。
スカー(ライオンキング)、ネミエール(美女と野獣)、アル(コーラスライン)、ザングラー(クレイジー・フォー・ユー)などなど。
エビータでは、マガルディのほかにペロンもやれちゃう。
ペロン役の渋さんを観た事がありますが、個人的にはマガルディの方が好きです。
どちらも「渋谷カラー」が面白いくらい出ています。
でもマガルディの渋谷さんは、面白い。
最初の酒場でのシーン。
マガルディと一緒に「プエノスアイレスに行きたい。」と、せがむエバに対して、なんとも困った表情をする。
「都会を甘く見ちゃいけない」と、突き放そうとするが、余計エバはせっついてくる。
その時の表情がほんとうに「こいつ、本気かよ・・」って顔をしている。
あの時の雰囲気がリアルでした。
そして、渋谷さんの歌声がイイですね。
あの独特な高音域は、いつ聞いてもうなってしまう。

ペロン(金田俊秀さん)
去年の10月にアイーダを観た時、心がときめくほどのイケメンラダメスに感激してしまい、一瞬我を忘れそうになった。
今回のペロンでもときめいちゃうのか?
と思いきや、今回はときめかなかった。
ただ、あらめて金田さんの声量に驚いてしまった。
金田さんの声はほんとに良く通る声なので、劇場中に響き渡ります。
申し分のない上手さです。
金田さんがペロン役と知ったときは、正直ちょっと考えてしまった。
実際に観た印象としては、「大統領」というよりも「若(ワカ)」と言う感じでした。
しかし、見た目は「若」かもしれないけれど、どっしりとした風格があり威厳に満ちたその表情は、金田さんの持ち味なのかもしれない。
そんな金田をさんを観ていて、私の脳裏にふとこんなことが浮かんだ。
「金田さんの、オペラ座の怪人が観てみたい・・・」
ちょっと飛躍しすぎだろうか・・・

エビータ(秋 夢子さん)

最近、良く目にすることが多い女優さん。
ジェリーローラム(キャッツ)、愛蓮(李香蘭)リナ(南十字星)。
最近の四季の女優さんの中でも、一番と言っていいくらい美しくて柔らかな声の持ち主。
秋さんの歌声は心地よささえ感じます。
そして、エビータは、秋さんにとって大きな一歩になるような気がします。
大先輩、野村さん直伝のエビータ、それを見事に演じきっていました。
カサ・ロサーダでのシーン、しずしずとバルコニーへ向かい「共にいてアルゼンチーナ」を歌っている時の表情は、今までに観たことがない輝きに満ちあふれた微笑がありました。
とにかく「完璧」です。
歌の上手さ、表現力の豊かさ、どれをとってもすばらしい女優さんです。

今回のエビータは、いろんな意味で私の心に強く残りそうです。
今までにないくらい、胸にずしりときました。