今日は、暑い、熱い1日でした。
春のめざめのリハーサル見学会に参加し、俳優さんたちの稽古風景をみて、
楽しいながらも厳しく、毎日の舞台の反省点や再確認を日々くりかえし、「最高」
の舞台を作り上げていく意気込みを感じました。
ほんとに、短い時間でしたが、彼らの一生懸命さがよく解りました。
今後も、躍進していくことを願います。
リハーサル見会終了後、開演まで四季劇場脇のカフェでアイスコーヒーを飲みながら時間をつぶし、今日の舞台へ思いを馳せていました。
夕方になり、さっきまで厚い太陽が照っていたのに風が吹き少し心地よく感じてきました。
今日は、ステージシートに座っての観劇なので、普段とは違った角度で俳優さんたちの一人一人の演技を観ると言うより体で感じ、心で感じてみようと思ってました。
一般の座席より一段高いとこから観る「春のめざめ」は、どんなものだろうと期待とワクワクで一杯。
そして、会場時間になり手荷物をロッカーに預けてステージシートへ向かいました。
座った感じは・・・
とても不思議な空間です。
普段は踏み入れない『聖域』に入り込み、開演前だと言うのにピンと張り詰めた空気を感じました。
そして、ギムナジウムの生徒達が舞台上に現れそれぞれの場所へ着席し、舞台がはじまりました。
やはり、この場所は「体で感じ、心で感じる」場所でした。
冒頭のシーンで学校でラテン語の授業をしている場面は、自分も一緒に授業を受けている生徒のような感覚になり、学校時代を思い出しちゃいました。
(モリッツのように居眠りしている子いました。)
とにかく、全てにおいてリアルでした。
モリッツが父親に攻められ、頬を叩かれるシーンや、ベンドラの死を知った時のメルヒオールの嘆き悲しむ様子など、一般の座席で観ている以上にリアルだった。
ベンドラの妊娠を知った時のお母さん(都築さん)の表情は、自分の娘がしたことへの怒りと嘆き、悲しみを目の前で演じている姿は、迫真の演技。
とてつもない、モリッツのエネルギーや心の奥底から湧き上がってくる慟哭。
大人達の、結果だけを見て全ての判断材料とする浅はかとも言える一言。
一つ一つ、一言一言が胸にずしっときます。
もう一つ、ステージシートの面白い所は、ライブハウスでロックを聴いているような盛り上がり。
「ブチきれそう」や「マシ゛でファック」を歌ってる時は、一緒に飛び跳ねたくなりました。
舞台が終わって宿へ戻り、シャワーをした後、冷たいビールを飲みながらこのブログを書いてます。
メルヒオールやモリッツ達の溢れ出る熱い思いが脳裏に張り付いて、今晩は寝付けないかも・・・。
今日私が座ったとこはステージシートR(メルヒオールの隣。)
ここは、色んなキャラクターがとっかえひっかえ座り、メルヒオール(柿澤クン)や
アンナ(松田さん)、イルゼ(金平さん)が入れ替わりに横に来ます。
メルヒくんの息づかや、アンナのクスッと笑う時の横顔、イルゼの大人びた表情など、間近で見れてとても充実した時間を過ごせました。
特に、隣に柿澤くんがストンと座ったとき、肩の辺りが軽く触れ、オバサンちょっと嬉しかった。
あらっ、アタシって変・・・・・・・・・・・・・・??? いかん、いかん。