2012年6月10日日曜日

アイーダ(2012.6.9 マチソワ)

ただいまぁ~^0^/~

と、言うことで、遠征から帰ってきました。^^
2日間の遠征は、とても充実してました。

観劇仲間とも1年ぶりに再会できたし、
ヲタな話で大盛り上がり(笑)

金曜のAOLも良かったし、土曜日マチソワしたアイーダも、凄く良かった。


いつもはアムネリス目線で見ていることがほとんど。
でも、今回はあえてアムネリスには視点を置かず、アイーダを真ん中におき、違う感覚で
観てました。
そうしたら、「ヌビア」が私の感情のツボに入り、「ローブのダンス」や「神が愛するヌビア」など、ヌビアに関するシーンにジンジン反応し、泣きそうになるのです。


あなた達の望みは 今 あたしを変えた
弱さをふりすてよう 皆と 
一緒に進んで 行こう
夢に向かって進もう!
今 今 今、今!

アイーダが、ヌビアの人々の思いを背負い、強く立ち上がろうとする姿が、
ずしぃ~んと、心に響き、涙が溢れそうになった。

今まで感じたことが無い、重くて熱い感情に引っ張られて、観劇中はポロポロ(涙)
胸が苦しかった。
でも、その感動の涙は、美しいものでした。


前回のアイーダ観劇が、一昨年の9月の東京公演。ちょうど前楽。
震災を挟み、今回のアイーダ観劇。

観てる時、いろんなことが湧き上がってきました。
今の日本の現状が、アイーダの劇中歌とリンクしているのです。



『神が愛するヌビア』



思い出すあの日 遠い故郷
いつか また帰る 共に手をとり

溢れる 光が 私を導くの
大地の 歌声が 聞こえるでしょう

神の国の 輝く祖国 神に愛されて 栄えあれと
今はヌビア 哀しき祖国 たとえ その身が 傷ついても

愛しきヌビア 神が育む その歌声は 優しく響く


今はヌビア 涙の祖国 その哀しみは いつか消えるわ

永遠(とわ)に ヌビア 信じ続ける 心と心    今はヌビア 哀しき祖国 魂だけは 守りたまえ


いつかヌビア 栄えよ祖国 その魂は 燃え続けるよ   神の国よ 信じ続ける 心と心 結び会う


思い出そう 今 自由な日々を       いつかヌビア 栄えよ祖国 その魂は燃え続けるよ
いつか蘇る 懐かしい 夢          信じ続けよう 見果てぬ夢


神の国よ 輝く祖国 祈り続けよう     夢・・
栄えあれと    


思い出そう 今 自由な日々を・・・




「ヌビア」を「FUKUSHIMA」と読み変えてみて下さい。

今、故郷を離れ、家族とも離れ、日本中に散らばってしまった「絆」。
少しづつではあるけど、戻りつつある。
でも、本当の「故郷」と言えるまでには、時間がかかりそう。


この歌は、「FUKUSHIMA」の背中を押してくれる魂の歌のように聞こえてなりません。

昨日、アイーダを観ていて思ったコト・・・

この歌のように、今はまだヌビア(FUKUSHIMA)も哀しみに包まれているけど、必ず光がさす未来が来る。
だから、、けしてあきらめずに、生きて行こう、信じよう・・・。


とても深い意味がある一曲。


物語の中のシーンとして観てはいたけど、今の世界ともオーバーラップし、
いろんな意味で感動をしたアイーダでした。


レポっぽくなくって、スイマセン(汗)







2012年6月8日金曜日

アスペクツ・オブ・ラブ Love Changes Everything(2012.6.8 ソワレ)

 こんばんは^0^
毎度ハッピーな、なっちょです。
一年ぶりの遠征、ステキな夜ですわ(笑)
毎年のように6月東京に来てますが、今日は今まで一番すずしい東京
みたいです。
去年もその前も、(北海道人としては)かなり暑かったように記憶してます。
特に一昨年は、その年最初の真夏日だったような(汗)
っと、前置きはこのくらいにして・・・。

遠征初日の今日は、「アスペクツ・オブ・ラブ」
オトナの恋の物語デス。
キャッツ、JCS、エビータ、オペラ座の怪人などと違い、
メリハリが強くないので、「つまらん」って思っちゃう人もいるでしょう・・
ロイドウェバーシリーズの中では、一番おとなしい作品。
私的には、舞台(ミュージカル)にするよりも、映画にした方がよさそうな感じだとずっと思っています。
前回見てから、5、6年が経っているので記憶を呼び戻しながらの観劇でした。
まずは・・・、

中井智彦さん(アレックス)
初見の俳優さんです。
イイ声してますねぇ~。
マルさんに声がヒジョーに似ています。
ただ、声のハリは中井さんのほうが上でしょうか・・。
かなり気に入りました(笑)
クドさのないすっきりした顔立ちの中井さんと、美人で艶っぽい佐渡ローズとのバランスが丁度良い。
ビシュアル的にもシックリきたし、二人の歌もステキでした。
マルさんのようなまろやかさは、さほどじゃないかもしれません。
でも、中井さんのアレックスはだんだん男っぽくなっていく様が、ナチュラルで違和感も感じなかった。
すごく好印象!
全然OKです。


佐渡ローズ。
今も言いましたけど、美人で艶っぽくってお綺麗なローズ。
ローズという役柄がとてもよくマッチしていますね。
佐渡さんの美声久しぶりに聞いて、軽くウットリしてました(笑)
ちょっと歌い方にクセがある佐渡さん、二幕の後半で歌う「エニシング・バット・ロンリー」は上手かった。
佐渡さんてこういう哀愁を感じさせる曲がとても似合うし、耳障りもすごく良い。
むしろ保坂サンのローズよりも良いかもしれない。
初演を見ていないのでなんとも言えませんが、たぶん志村幸美さんが演じたローズに近いのでは?と思います。
原点に戻ったとでも言いましょうか・・・・・。


村さんのジョージ。
キャストにこだわらない私でもコレだけはこだわたいっ!!
たとえて言うなら、ビールには絶対エダマメでしょっ!!とか、007シリーズのジェームス・ボンド役はやっぱり、ショーン・コネリーでなきゃっ!て言うの一緒(笑)
ジョージは光枝さん。
村さんのジョージ、けして悪くはないのですが・・
おじさんになってもずっと綺麗すぎる村さんジョージ。
光枝さんのジョージは綺麗にトシをとってはいるものの、どっかにエロさを残しチョイ悪を感じさせてくれるジョージなので、おじさんになってもモテる。
女性ならば絶対に惹かれるオトコ。
村さんは優しすぎるジョージ。
ロイドウェバーの音楽は村さんに合っているとは思う。
でも、ナンカもうちょっとほしいヨ。
品が良くてとてもステキなおじ様なんですけどね。
私はモノタリナイなぁと思った。


はるちゃんのジュリエッタ。
コレはいける!
違和感、感じませんでした。
知的な芸術家であり、オンナ。
今まで観たはるちゃんのイメージが邪魔をすることなく観れた、聴けた。
やっぱり歌唱力が良い。
歌にメリハリもあってバッチリ。
これもOKだった。


あかりちゃんのジェニー
そのまんま可愛い(笑)
だけど、歌がかなり上手になったみたいですネ。
マンマのソフィをやり出したことろは、声がとどかなかったのに
今は響きも増してよく通るようになったようです。

今回のアスペクツ、総合的に観て悪いところなし。
村さんのジョージもエロさがあれば、◎(二重丸)
一年ぶりの遠征初日、夜もいい感じで過ごせそうです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

2012年6月6日水曜日

久々の遠征にワクワク^0^

6月に入り、少~し夏を感じるようになってきました。
北海道はまだ夏と言うには早いですけどネ。^^

さて、今週末の金曜日から、ひっさしぶりに遠征します!
昨年の夏以後、ずっと行ってませんでした。 
理由は・・過去のブログにも書いてますが、ちょっとした病気の治療のため、 あまり遠出をすることが出来ず、旅行などひかえていました。
最近になって、だいぶ日常も落ち着いてきたし、遊びにいける余裕も出てきたので、 大好きな四季ミュージカルを観るため、東京遠征を決めました。 

あぁ、でも・・、仕事もちゃんと行ってますし家にいる時も、全然元気にしてましたよ。
ただブログをほったらかし(汗)、ナマケてただけ(笑)
Mixiだけはボチボチ続けてました。(へへっ) 

観に行くのは、「アイーダ」(マチソワ)と「アスペクツ・オブ・ラブ」。
今回は、以前のように東京エリアの四季劇場をあっちこっちをまたぐ観劇はやめて、
2作品にしぼって、じっくり堪能するつもりです。
今後の遠征もそうしようと思っています。 

と言いつつ、今月半ばに「寝台特急北斗星」に乗りもう一回、東京遠征する予定(笑)

これは、どぉーーーしても寝台車に乗りたくて、10日ほど前に、急遽、寝台のチケットを取り、
もう一回「アイーダ」を観てきます。
これは「アイーダ」を観たくて行くのではなく、寝台特急に乗りたいがために、観劇チケットを買ったまでのコト・・。

ほんとですよ!(笑)

心も体もゲンキいっぱいになると、とこでも行きたくなるもんですって。

なので、季節も丁度いいし、東京の四季友にも会えるし、楽しんでこようと思いまーーーす。

2012年6月2日土曜日

「マンマ・ミーア!」が津軽海峡を越えてやってくる

私の大好きなミュージカルが、
今年の秋に北海道へやってきます。













楽しむミュージカルとは、まさしくこの作品。
いつも思うけど、主人公ドナのように、その時その時を大切に楽しく生きたい。
仕事も、恋も、子育ても自然でありたい。
そんなドナのライフスタイルは、私の憧れだなぁ~。


Anne Of Green Gables(赤毛のアン札幌公演/2012.6.1)


6月、新緑が色濃くなった札幌。
過ごしやすくなってました。

ブログ、ずっとご無沙汰しておりました(汗)
病院行ったりナンだりで、日常のサイクルが変わったってこともあり、
劇場通いから遠ざかってます。
やっと最近、エンジンがかかってきたので活動開始ってところかな・・^ ^


さて、昨晩は久しぶりの観劇「赤毛のアン」に行って来ましたよ。
一年半ぶりです。
冬場に下村スカー(札幌ライオンキング)を観て以来、ずっとさぼってました(笑)
全く行く氣がなかったんですが、数週間前に氣が変わり、
香純ちゃんのアンと、光枝マシューにつられて行く事にしました♪


そしてその舞台、アンの感想ですが・・




もう、ぜーーーんぶOKでした。

香純ちゃんのアンは一昨年の9月以来。

イイねぇ~
動きがとってもいいし、歌にしろ、表現にしろ遊びもある。
のびのびして、陽をいっぱい浴びたアンって感じです。
ヒジョーにキモチのいいアンを演じていました。

今回のアン、アンサンブルもいいよ。
特に『チーム婦人ボランティア』(笑)
出雲さん(レイチェル)、横山さん(バリー夫人)佐藤夏木さん(スペンサー/パイ夫人)、倉斗さん(スローン夫人/ステイシー先生)、種子島さん(マクファーソン夫人)

冒頭シーンの、♪みんなの~心に生きつづ~ける~♪の素晴しいこと!
(オペラ座のプリマドンナみたい)コーラスがきっれいなの。
アタマのシーンからイケてました。

この「チーム婦人ボランティア」は今までにない贅沢さ。
素晴しいおばちゃん揃い^0^

ステイシー先生役の倉斗さんも良かったですよ。
私達の思ってる(過去)ステイシー先生の印象は、志村さんとか由衣さんの雰囲気もありやさしくてあったかいイメージだけど、倉斗さんは、軽快で爽やかなステイシー先生です。


そしてマシュー。
今回のアン、けっこう楽しみしているファンも多いと思うけど、久しぶりに四季の舞台に立つおミツさん(光枝さん)。
おミツさん、と言うと「シルバーグレー」ってコトバぴったりだと思いませんか?
綺麗にトシをとったんだなって感じるマシューでした。
シルバーグレーなんて今時の子たちは知らないか(笑)
(客員だけど山口嘉三さんもシルバーグレー系)

無骨で無口なままトシをとってしまったけれど、やさしくて紳士なところは失うことなく
フケたんだなぁ~って感じました。
おミツさん、実に味わい深いマシューですワ。

面白かったのが・・、あの「ぱぁっ、パっ・・・ぱぁ・・・・(汗)」と
中々言えないあのシーン(笑)

思い出してみて下さい。
日下マシュー。

「ぱぁっ、ぱぁっ、ぱぁっ」

最後まで、「ぱぁっ、ぱぁっ、ぱぁっ」


おミツさんマシュー・・・

苦しみながらも言えるのです。

どんな風に言ったかは、劇場でご確認下さい(^^)


出雲レイチェルも最高に面白いよ。
札幌で秋に開幕が決まったマンマでも出雲ロージーが観れたら嬉しい。

ギルバートの笹岡くん、彼、有望かもしれませんよ。
ダイアナの小川美緒さん、キャラぴったり!
お嬢様の雰囲気が丁度良かった。
酔払うシーンも「ふく~し~んのぉ、とも~、あラッし(アタシ)たちぃ~」がかわいいよー。
ジョシーの亜早実ちゃんも、なかなか上手い、カワイイし。
ちょっとびっくりしたのが、フィリップス先生が影山さんだったこと。
でも、あってた(笑)
かっこよすぎる南クン、ガキっぽくない。(いいオトコすぎるっ)
トモユキくんのアールはすっかり板についてるし。


まだまだいっぱい書きたいことはありますが、これから観る人たちのために押しとどめておきます。

とにかく、今回のアンカンパニー、ばらつきがなく観やすいカンパニーですねっ。
総合的に均整の取れたメンバーです。

これから、グリーンゲイブルズに行こうっ思っている人は、
期待していいと思いますよ!


カーテンコールも軽く盛り上がり、
2階席から・・・、

ブラボぉーーーっ!!



予想通り(笑)

しかも2連発。

笑ったよ。^ ^



6月最初の週末、久々の観劇に大満足したフライデーナイトで幸せ氣分。
今月は1年ぶりに遠征もしますよ!
アスペクツに、アイーダ。





ずっとほったらかしにしてたブログですが、
少しづつ、また書いて行こうと思いまーす!

私は、バリッバリ元氣でっせっ!!