2009年10月28日水曜日

お洒落は私の切り札。とっかえひっかえ、お色直しのアムネリス。

アイーダは、他のディズニーミュージカルと比べると、舞台のセットにしろ、衣装にしろシンプルに出来てると思うんですが、一人だけドーンとハデにカラフルで個性的な衣装で現れるキャラクターがいます。

言わずと知れた、アムネリス様でございます。
一場面一着の割合で、舞台上に出て来る度にとっかえひっかえの「お色直し」。
アムネリスのキャラクターを印象付けるものですね。
オレンジ系、ブルー系、パープル系、ブラック、真っ赤な衣装もありました。
「お洒落は私の切り札」のシーンでは、侍女たちを巻き込み、
『パリコレ 2009、アムネリスコレクション』みたいなファッションショーが始まります。
ピラミッド型の帽子、ヘビが巻きついたドレス、ブルーの三日月をアタマにのっけたり。
極めつけは、アムネリスのセクスィーな衣装。
ガウンみたいなローブ(?)を羽織って登場すると、それをフワッと脱ぎ捨てる。
思わず「うお~っ!」と女性が観てもビックリするようなかっこです。
おまけに大きなツバの帽子をかぶり、その帽子にはなんとネコの飾りが乗っかっています。

ネコは、古代エジプトの時代から、既にペットとして飼われていたらしいです。
カイロ博物館やイギリス大英博物館にはブロンズ製で耳や鼻にピアスをしたりネックレスを着けて座った姿のネコの像が展示されてるみたいです。
優美で気高いネコはこんな時代から愛されていたんですね~。

バステトと言う神様としても祭られていて、太陽神の娘、母なる女神として崇拝されていたとのこと。
エジプト神話の中でやさしい母性面をもつ神として祭られているが、ある神話ではラーと言う神が太陽の船に乗って天空を航海する時、その航海を邪魔するヘビ、アポピス神にナイフで斬りかかったという、強い面もあるみたい。
ネコって、不思議な生き物なんですね。
どこか神秘的で、移り気、そして気まぐれ。

アイーダって、結構奥が深いワ。
いろんな要素があって。

0 件のコメント:

コメントを投稿