2009年11月14日土曜日

エビータ

アルプ11月号(四季会報誌)に、「エビータ」の上演について載っていました。
アルゼンチンの田舎で私生児として生まれ、ブエノスアイレスでの成功と富を夢見て、生れた町を捨て、次から次へと男どもを踏みつけ、人生の階段を一気に上がっていった女性、後のアルゼンチン大統領の妻としてファーストレディーにまで登りつめた女性エバ・ペロンの物語。

その「エビータ」が来年、1月から自由劇場で上演されるようです。
自由劇場で?
この劇場は四季の専用劇場の中で一番小さく、ほぼストレートプレイ(芝居)専用になっていて、座席の数も500席ほどしかありません。
小さい分客席と舞台が近く、俳優さんのリアルな表情を見ることができるので、個人的には好きな劇場です。

このミュージカルはアンドリュー・ロイド=ウェバーの美しい調べも印象的。
「DON'T CRY  FOR  ME ARGENTINA(アルゼンチンよ、泣かないで)」は、「エビータ」の中で一番美しい曲です。

タイトルロール(主演のエビータ役)を演じた女優さんの中で、強く心に残ってるのは、やはり野村玲子さん。
もともと綺麗な方なんですが、15歳の少女から33歳の大人の女性まで成長していくエビータ役を、上手く役にメリハリをつけ絶妙に演じわけてました。
「見事」という他に言いようがありません。

サイズの小さな自由劇場で、今度は、どんな女優さんが演じるのでしょうか?
井上智恵さんのエビータも、優しい笑顔で観る者を暖かくしてくれるところがあるけれど、抜群の歌唱の持ち主でもあるので、観てみたいところ。
それとも、また別の女優さんが演じるのだろうか・・・。
何れにせよ、好きな舞台なので観にいきたいです。
何とか、時間を作って・・・


※アルプには、「東京での上演は2005年以来、5年ぶり」と書かれているけど、翌年の2006年の夏から秋にかけても上演があったので、実際には4年ぶりではないかと思われます。
2005年、06年のどちらも観に行った本人(私)が言ってるので間違いない。
チケットの半券も残っているし。

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