2010年9月5日日曜日

アイーダ 9月4日(土)ソワレ 千秋楽の1個まえ

4日の土曜日も、またアイーダ行ってきました。

東京アイーダは、最後の観劇でしたので、
心に焼きつけておこうと、しっかりと観て来ました。
驚いたこと一つ。
一回ごとに江畑アイーダが成長しています。
江畑アイーダは、昨日初観したばかりですが、ガンガン「気」が伝わってきます。
ご本人も気合が入っているのでしょう。
もの凄い、パワーでした。

気丈な反面、ラダメスの腕の中では、
頬を赤らめながら、ラダメスを見つめています。
可愛らしいアイーダ。
昨年、ウィキッド東京公演の楽も江畑さんが最後を飾ってくれましたが、二作品続けて楽をつとめるなんて・・。
それも、大先輩たちから引継ぎ、その重責はたいへんなものだと思う。
でも、それを堂々とやってのけるところは、「タダ者ではない。」ことが良くわかります。
すごい人です。

今日は、一場面一場面胸に焼き付けようと、私もいつも以上に真剣に観てた。

1幕、
「ローブのダンス」

アンサンブルの歌やダンスも、それまで以上のヌビア魂を感じ、アイーダの気迫にも圧倒されそうでした。

「神が愛するヌビア」
アイーダの中でとにかく好きな曲。
あのゴスペル調の音楽は何度聞いてもかっこいい。
ヌビアへの愛国心と忠誠心は、どんなことがあろうと変わることはない。
何があろうと、守り続ける・・
この歌の中には、エジプトに捕虜として捕らえられたヌビア人達の望郷の念と、平和を願う意味がこめられていて胸を打たれる曲です。
私はすごく大好き。
1幕目は、この2曲が出てくるシーンで、ほぼ放心状態でした。

2幕、

ネヘブカが、アイーダの身代わりになって行く所で、涙があふれ、舞台が霞んでしまった・・。

アムネリスの「真実をみた」で、歌っているほのかさん以上に感極まり、またも涙がこぼしてしまった私・・。

ゾーザーに刺され、アイーダの腕の中で息絶えるメレブ。
たまらず・・・

最後まで、顔がしょっぱかった・・

しばらくアイーダが観れないのかと思うと淋しさがこみ上げてきちゃいます。


カーテンコール。

鳴り止まない拍手と歓声。
舞台上の俳優さんたちみんな、
満面の笑顔。
何度も、歓声にこたえてくれました。

終演後、ホルスの目の描かれた緞帳に両手を合わせ、
「イシス神よ、必ずや再演を・・」と、
神頼みをし、とても名残惜しかったが劇場を後にした。

アイーダほんとに大好きです。
しばらくは、観れないかもしれない・・・
でも、また私たちの前に帰ってきてくれることを願います。

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