2009年9月13日日曜日

南十字星

「李香蘭」、「異国の丘」に続く昭和三部作の「南十字星」を観に行き、先ほど帰宅しました。
他の2作品と違い民族や文化を描いた作品だと思います。
7月17日付けのブログにも書きましたが、この作品中に出てくる軍人達は、銃剣をもって第一線で戦う兵士ではなく、通訳だったり、教師だったり、民間レベルでの活動を主立ってやっている人たちのようですね。
ただ、戦闘訓練のシーンを観ていると、当時の日本軍が意図的にインドネシア人を指導し、利用しようとしている意図がうかがわれます。
戦争は、人間としての理性を欠落させてしまうものなので、やってはいけないものです。

人を殺せば犯罪者になる。
戦争で、敵を叩けば英雄になる。
へんな、理論だと思います。
世界には、様々な民族や宗教がり、考え方も違います。
お互いを尊重し、合わない所を無理に強いたりしなければ喧嘩にはならないはず。
強制しようとするから、争いになる。
とても単純なことのように思えますが、人間の浅はかなところなんでしょうか。
未だに、世界中で紛争や戦争は後を絶たない。
昭和三部作を観てからは、イスラエルやアフガニスタン等の新聞記事に、なぜか眼がとまるようになってきました。
このトシになって、解らないことだらけ。
もっと、勉強しなくては・・・。

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