2009年12月5日土曜日

拝啓 岩崎晋也さま (アルプ12月号“第二章”を読んで)

拝啓 岩崎晋也さま

少年時代からの夢を実現し、四季デビューを果たして、早6年。
早いものです。
今年は全国各地を旅することが多い年でしたね。
55ステップスで名古屋や大阪へ行ったり、ウエストサイドストーリーや『アンデルセン』で日本中を駆け巡りました。
特に、『アンデルセン』はあなたの四季デビュー作品。
デビューのころの思い出が脳裏をよぎったのではと思います。

偶然、アマチュア時代からのあなたを観ることがあったおかげで、四季デビュー(アンサンブル)を知った時は、自分のことみたいに嬉しかった。
当然、デビュー作品『アンデルセン』(札幌公演)を観にいきました。
あの頃のあなたは、必死の形相でしたね。
アンサンブルの中でのあなたは、それまでの表情と違い、地元札幌での公演いうこともあったせいか、「緊張してる」ことがわかりました。
それでも、あなたの持ち前の体のキレや柔軟なところはとても良かった。
イッパイイッパイだったかもしりないけれど、一生懸命に踊るあなたの姿にチョットばかり胸が熱くなりました。
その後は、いくつかの舞台でアンサンブルで出演し、キャッツにも出演を果たしました。
キャッツはあなたが衝撃をうけた憧れの作品ですよね。
キャッツには辛い思いでもありますね。
憧れだったミストフェリーズ役を射止めた直後のケガ・・・。
とても辛かったことだと思います。
そんな時、先輩のひと言が、ステップアップにつながったのでしょう。
「絶対に、あきらめるな。」
ケガが癒えた後のあなたは、どんどん大きくなって行きました。
心身ともに「プロ」になってきたんですね。
55ステップでは、あなたの成長ぶりに驚きました。
歌も上手ですよ。
全てにおいて、進化してきているようです。

そして、デビューから6年後、再び『アンデルセン』。
今度は、メインキャスト「ニールス」です。
得意なバレエを存分に発揮できます。
『アンデルセン』は、あなたの故郷札幌でも公演がありましたね。
家族や友人たちも、観ていたと思います。
そしてデビュー前に所属していたバレエ教室の金澤先生。
先生は、思いも一入だったことでしょう。

私は、久しぶりにあなたのバレエをじっくり観て、驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
表情も体つきも、この6年の間に1000倍、10000倍良くなっています。
アマチュアのころは、細くて折れそうだった体が大きくなっています。
細かな表情や表現も良くなってきてます。
バレエには、余裕すら感じました。
たいしたものです。驚きましたよ。
言葉にならない感動を味わいました。(ちょっとウルウルしちゃっタ。)

あなたにとって、今年はつもと違う1年になりそうですね。
故郷札幌での公演は、緊張もしたでしょうけど、気持ちよもかったのではと思います。
得意なバレエを引っさげて日本中を旅しました。
いつになく充実感があった1年ではと思います。
私にとっても、思い出に残る年になりました。

来年はどんな舞台にチャレンジするのかな?

今後もあなたの活躍を観続けていこうと思います。
これからも良い作品にめぐり会えることを心から祈っています。




羽ばたけ 晋也!

輝け 晋也!

舞い上がれ 天高く!


あなたの故郷、札幌より愛をこめて
BY なっちょ

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