2010年9月28日火曜日

9/23(木)赤毛のアンとサウンド・オブ・ミュージック

19日にとんぼ返り遠征をしたとき、
すごく天気が良かったのに、
この日の東京は、雨・雨・雨・・・
自宅で、折りたたみの傘を紛失してしまったので、
やむなく、東京へ来てからコンビニでビニール傘を買って
観劇に行くことにしました。
ところが、買って3分で破損・・・
風にあおられ、傘の骨があっさりグニャ・・・[m:55]
今日一日壊れ傘ですごそうと思っていたけれど、
ほとんど使い物にならず、また1本ビニール傘を買うことにしました。

ツイテナイ・・・

まぁ、気を取り直して、
秋の観劇ツアーを楽しむことにしました。

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「赤毛のアン」

遠征初日の今日はまず、
「赤毛のアン」
この日もアンは香純ちゃん。
アンの観劇はこの後予定していないので最後。
結局はるちゃんアンには会えませんでした。
はるちゃんのアンは、いつか観たい。
そして、カスミンはやっぱり元気で、可愛いくって、好きです。
去年、春のめざめでみた、戸惑うような表情が多かったベンドラとは、全く正反対のアン役。
ニコニコと楽しそうに笑い、歌も透き通るようなクリアな声。
遠征直前、二日続けて残業をした後だったので、カスミンの笑顔はビタミン剤のごとく心身に効きました。
で、やっぱり日下マシューと木村マリラは、すごい。
今日も「日下節」は私たちの笑いと涙をさそってくれました。
「で・・、その、君のその、ズぅ骸骨はどうかね。」
「パぁっ、・・・ぱぁ(汗)」
何度観ても、何度聞いてもふき出しちゃう。
マシューが力なくイスにすわり、じっとアンを見つめ、
小刻みに震える右手をアンの頭にそっとあて、
語りかけるように歌う・・
♪♪
「私の大事な娘、アン・・・」

わかっていても涙出ちゃいます。
私にとって日下さんは、
「神様、仏様、日下様」です。
持っていたタオルハンカチは、涙と鼻水でしっとり。
このハンカチ、ソワレじゃ使えん・・
マチネは、笑いと涙の「赤毛のアン」に癒しをおぼえました。
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訂正デス。
前回のアン日記に、由衣さんのスローン夫人について書きましたが、
ちょっと違ってました。

ここまで極端ではなかったデス。

『アタマがパっくりも自分のオデコのあたりで両手で「パックリぃ[m:246]」
そこまでは良かった。
そのあと、その両手を自分の顔、ちょうど目の辺りまで一旦近づけて、・・
ビョ~んと引く
分かりにくいですね?[m:78]
よーするに、「メダマも飛び出たのヨ!」っぽい動きだったんです。』

「ビョーん」じゃなく、もっとソフトにやっていました。
由衣さんごめんなさい。
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「サウンド・オブ・ミュージック」

マチネ終了後、雨の中をグリーンゲイブルズからザルツブルグへ移動。
「サウンド・オブ・ミュージック」へ
今年、6月以来のSOMです。
沼尾マリア、村トラップ、初観!

沼尾マリア
可愛いし、軽やかです。
あの透明感のあるきれいなソプラノ、久々に聞いた。
子供たちをのせるのが上手い!
智恵さんのような、「母性」っぽさはないんですが、
その代わりに、すごく親しみやすいマリアでした。
テキパキしてて動きも良くって。
リーズルの上にもう一人いたお姉ちゃんのようです。
トラップ家の子供たちとすごくよく馴染んでいた。
ドレミの歌で、手を音階順に「ソ・ド・ラ・ファ・ミ・ド・レ!」とやるときの動き、早い。
それに、コミカルさはグリンダの時と同様に、面白い。
新米先生っぽくて、楽しかった。
ほかの二人のマリアにはない。
「沼尾色」のマリアは、気持ちがふわ~っとなりますね。

村トラップ大佐、
「カタブツの元海軍将校」というより、やさしい「足ながおじさん系」の大佐でした。
規則に厳しいお父さんにはどーしても見えない。
やさしいパパに見えるんですもの。
セリフを言っている声が響く響く。
劇場に共鳴します。
ただ、もう聞いたとたんに泣いてしまったのが、「エーデルワイス」。
あんな「エーデルワイス」聞いたことありません。
自然に涙がポロポロ出てきます。
そして耳にしっかり残るんです、村さんの「エーデルワイス」。
素晴らしい歌でした。
綜馬さんや芝さんの「エーデルワイス」も本当にステキです。
でも村さんのは別格。
みなさん、是非、村さんの「エーデルワイス」聞きに行って下さい。
素晴らしいデス。

修道院長の秋山さんも、素晴らしいです。
何回聞いても、心に響く・・。
秋山さんもすっかり修道院長のイメージが定着しました。
低く物静かに話す声は、本物の院長さまですね。

ちょっと違う話になっちゃいますが、
アイーダはアムネリスで始まりアムネリスで終わります。
SOMは、修道院長で始まり修道院長で終わる。
どちらも物語の中で主人公以上に重要な役柄です。
SOMも修道院長の目線で見ると、新たな発見があるかもしれません。

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この日は、泣くことが多いウルウルな舞台を2連で観たので、
頭の中もちょっとシットリしていました。
翌日金曜24日は、マチネに「キャッツ」、ソワレは「美女と野獣」、
土曜日25日は、マチネが「ライオンキング」ソワレが「55ステップスファイナル」
“ねこ科の動物鑑賞”。
キャッツは、もう何年も座っていなかった回転席での観劇。

次のキッャツ日記につづく・・・

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