2010年11月21日日曜日

オペラ座の怪人・名古屋(11.13マチソワ)

観劇して、1週間が経っちゃったケド、1年ぶりの名古屋ファントム日記です。

名古屋ファントム土曜マチネのこの日、東京から遠征してきたプロ友さんと観劇。
なんでも、沼尾クリスティーヌが初見とのこと。
私は、東京公演以来の沼尾クリスティーヌでした。

最近の沼尾さんて、すっかりグリンダ役が“ポピュラー”になってます。
ですが、清楚なイメージのクリスティーヌも可愛らしかった。
以前の東京公演の時は、まだ少女のように、どこかあどけなさを感じるクリスティーヌだったんですが、昨日見た印象はずいぶん変わっていました。
女性らしい清楚さを感じさせる、綺麗なクリステーヌに変身。
雰囲気も落ち着いてます。
相変わらず、鮮明なソプラノは、いつ聞いてもいいですね。

今回の遠征では、本当に初見がいっぱい。
初めて飯田ラウルに出会いました。
今までに、石丸さんや佐野さんやらいろんなラウル役見ましたケド、
飯田ラウル・・・衝撃的でした。
歌は、言うことなし。
SOMのロルフ役よりも、その歌の上手さは見て知ってはいたけど、
飯田さんのラウルには、びっくり。
それに、飯田兄の声ともよく似てます。
後半、オペラ座の地下室での場面なんて、もの凄い気迫あふれる歌と表現力に、ドキドキしちゃいました。
こんなラウル初めてです。
飯田さんのラウルには、すごい覇気をビリビリ感じます。
誰よりも強い意志でクリスティーヌを守り抜こうとする姿には、心を打たれます。
それに、力強い演技には圧倒されっぱなし。
素晴らしかった。

高井さんのファントムも、素晴らしいです。
高井さんってあんまり表情を変えないファントムなので、余計に怖さ感じますね。
不気味さもある。
無表情に近いので、ファントムの冷酷さとか惨忍なところとかを一番感じるのが高井さんのファントム。
逆に、冷たく見える表情のウラ側は、クリスティーヌへの愛でいっぱいなので、クリスティーヌを見つめているときだけ、ふわっと優しい目になります。
これって高井ファントムの良さなんですよネ?

でも私、今一番好きなのは佐野さんのファントム。
思えば1年前、佐野ファントムに撃沈し、足腰が立たなくなったことを思い出します。
あ~、佐野ファントムに会いたいです・・。
佐野様・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿