2010年11月21日日曜日

スルース(探偵) 11.20(マチネ)

先週末、関西・中部へ遠征し、
昨日は、「スルース(探偵」)を見るためトンボ帰り遠征・・。

毎年、秋口から冬にかけて必ず活発になる遠征です。
一昨日は、遅くまで友人とドンチャン(ミューカラ)騒ぎ。
帰ってきたのは、夜中の1時すぎ・・
朝、7時50分の飛行機で、東京へ・・
ボーっとしたまま羽田に到着。

観劇中に船を漕いでしまったらどーしよう(汗)]、
とちょっと不安になりました。

ところが、船を漕ぐなんてコト全くありませんでした。
志村さんと下村さんの2人の舞台に夢中になってしまった。
この2人の、「騙し合戦」見応えありました。
これから見るという方々のために、物語りの中はお話しませんが、
おおざっぱにちょっとダケ・・

前半は、志村さん演じる金持ちの推理小説家アンドリューが、下村さん演じる旅行会社を経営するイタリア系移民ミロを、物書きの知識と巧みな話術で、「騙す」。
後半は、その反対。
ミロがアンドリューを天才的な「演技」で「騙し」のお返し。
寝不足で眠たかったんですけど、志村アンドリューと下村ミロ、
2人の演技に、オメメぱっちり。
眠気がどこかへ飛んでった・・・。
すっかり引き込まれました。

「スルース(探偵)」は、サスペンものだという事ですが、
サスペンには付きものの、ドキドキ、ヒヤヒヤ感があんまりない。
昔のヒッチコック映画みたいに、心臓が口から出そうになるくらいのドギドキ感がない。

なぜかワクワクするんです。

「この2人、何をやるつもりなんだろう」
2人のやり取りに終始夢中でした。
アンドリューとミロの騙しっこが、「匠の技」もの。
お2人とも見事です。

ラストにやっとサスペンスぽくなる。
スルースって面白い。
それに舞台のセットもよく出来てます。
志村さんと下村さんの2人を見るばっかじゃなく、舞台のセットも目を引きました。
1個1個が精密。
素晴らしいです。


ストレートプレイは四季の本来の姿。
アルデールを見た時にも思いましたが、
「これぞ四季の真骨頂」と言う感じです。

明日以降に、スルース観劇を予定している方にお話します。
アンドリューとミロのやり取り、見入ってしまいます。

2人の「技あり!」ともいえる、長セリフの応酬。
見応え充分です。

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