1月も半ばを過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いてます。
インフルエンザも流行しているようですネ。
この季節は、空気も乾燥しているので、
みんなさん体調を崩さないようりして下さい。
札幌は、相変わらずの雪に毎日一苦労・・。
例年以上に多い雪に、すこしヘタりぎみ。
それはさておき、昨日のアンのお話します。
開場記念作「エビータ」に引き続き、1月21日(金)から「赤毛のアン」の上演がスタートしました。
今回も友人と観劇。
昨日は、お天気のわりに顔がヒリヒリするくらい寒い日で、少し早めに劇場についた私たちは「早く中に入れてケロっ」と入り口の前で震えておりました。(ホントに寒かったヨ)
ですが、その寒さは、グリーンゲイブルスの住人達が温めてくれたので、
冷たくなった手も足もぬくぬく。
心はふかふかになりました。
今回のキャストは以下のとおり。
アン・シャーリー 笠松はる
マシュー・カスバート 日下武史
マリラ・カスバート 木村不時子
ステイシー先生/スローン夫人 大和貴恵
ギルバート・ブライス 田邊真也
ダイアナ・バリー 山西里奈
レイチェル・リンド 中野今日子
バリー夫人 横山幸江
スペンサー夫人・パイ夫人 原田真理
ブルーエット夫人 金原美喜
マクファーソン夫人 佐藤夏木
店員ルシラ 松本菜緒
ジョシー・パイ 高野 唯
プリシー 大原 麗
ベル 吉良淑乃(東京公演ではジョシーでした)
ティリー 奥平光紀(先日の雪んこではるちゃんとゆき役をダブルキャスト)
フィリップス先生 鈴木 周
郵便配達アール/チャーリー 有賀光一
農夫セシル 近藤聡明
牧師/駅長 玉真義雄(先週のエビータアンサンブルにも出演してました)
キット 山本 道
ジェリー 名児耶 洋
ムーディ 笹岡征矢
トミー 笠松哲朗
はるちゃんアン
東京公演のときに見れなかったはるちゃんアン。
思ったとおり、とても優等生でお利口さんのアンでした。
「正統派」のアンです。
もっと、思いきって“やんちゃこき”(←北海道弁)してもいいと思ったけど、これがはるちゃんスタイル。
だけど、はるちゃんアン、
ソバカス顔のスマイルが可愛い!
ふんわりした声、なかなか機敏な踊り。
将来は、智恵さんみたいな女優さんになるんじゃないかな・・。
「新任」のステイシー先生、大和貴恵さん
大和さん、最近四季に来た人なので、ピンと来ないかもしれませんが、東京BBでタンス夫人やっているので、ご存知の方いると思います。
ステイシー先生と言うと、やさしくて暖かい。
大和さんのステイシー先生、やさしくて暖かいイメージもあったけど、
キッチリ、カッチリした感じのある先生でした。
歴代のステイシー先生とは、少し雰囲気が違うようです。
すごくはっきりとした声で、スローン夫人のコ芝居も面白いですね。
それに・・長身。
背が高いので、はるゃんや里奈ちゃんが本当に子供に見えた。
衣装のせいかもしれません。
ステイシー先生が着ているブルーと白のストライプ「パフスリーブ」は背が高く見えます。
スラリとした大和さんのステイシー先生、悪くないです。
日下武史さんと木村不時子さん
このお2人のマシューとマリラは、もう見れない・・と
昨年、東京アンを見たときにそう思っていました。
お2人が舞台に現れると空気がふっと変わります。
オタオタするマシュー。
キビキビと動くマリラにいつも怒られてばっかり(笑)
キツイこと言ってるマリラも、アンの言葉や行動に小さく笑う。
厳しい人に思えますが、根はとても優しい人柄のマリラ。
最後の最後にその心優しさが表に出てきて、泣かせてくれます。
木村さんマリラのラスト「マシュー・・マシュー・・・」と、
ひとり言のようにつぶやくセリフ。
ジィ~ん(涙)
日下マシュー、
絶妙です、もう何もかも。
何度も言ってるかもしれませんが、「職人技」
「あ゛の、アレがなにの気をかえて・・・イヤ、なにがアレの気を変えてっ・・・(汗)」
「ぱぁ、~しゅっ(汗)ふっ!パァ」
毎回笑わせてくれます。
日下さんマシューの独特な雰囲気は、一度経験すると
肌に染み付いて、取れることはありません。
劇場で売ってたキャストブックには、
マシューのセリフのひとつが書かれてあった。
『全部のロマンをなくしたりするんじゃないよ、アン。
少しのロマンがあるのはいいものさ。
ほんの少しは残しておおき。』
涙が出そうななります。
日下サン、
あなたの素晴らしい舞台には毎回感動します。
特にマシューは、人の心を揺さぶります。
是非、これからも日下さんの「わざ師」ぶりを魅せて下さい。
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