2011年1月23日日曜日

赤毛のアン(2011.1.22)

1月も半ばを過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いてます。
インフルエンザも流行しているようですネ。
この季節は、空気も乾燥しているので、
みんなさん体調を崩さないようりして下さい。

札幌は、相変わらずの雪に毎日一苦労・・。
例年以上に多い雪に、すこしヘタりぎみ。
それはさておき、昨日のアンのお話します。

開場記念作「エビータ」に引き続き、1月21日(金)から「赤毛のアン」の上演がスタートしました。
今回も友人と観劇。
昨日は、お天気のわりに顔がヒリヒリするくらい寒い日で、少し早めに劇場についた私たちは「早く中に入れてケロっ」と入り口の前で震えておりました。(ホントに寒かったヨ)
ですが、その寒さは、グリーンゲイブルスの住人達が温めてくれたので、

冷たくなった手も足もぬくぬく。
心はふかふかになりました。


今回のキャストは以下のとおり。




アン・シャーリー         笠松はる    
マシュー・カスバート       日下武史    
マリラ・カスバート        木村不時子   
ステイシー先生/スローン夫人   大和貴恵    
ギルバート・ブライス      田邊真也      
ダイアナ・バリー        山西里奈  
レイチェル・リンド         中野今日子  
バリー夫人          横山幸江     
スペンサー夫人・パイ夫人 原田真理    
ブルーエット夫人       金原美喜    
マクファーソン夫人       佐藤夏木    
店員ルシラ           松本菜緒    
ジョシー・パイ          高野 唯
プリシー              大原 麗
ベル              吉良淑乃(東京公演ではジョシーでした)
ティリー             奥平光紀(先日の雪んこではるちゃんとゆき役をダブルキャスト)
フィリップス先生         鈴木 周
郵便配達アール/チャーリー   有賀光一
農夫セシル                 近藤聡明
牧師/駅長               玉真義雄(先週のエビータアンサンブルにも出演してました) 
キット                      山本 道
ジェリー                    名児耶 洋
ムーディ                    笹岡征矢
トミー                       笠松哲朗





はるちゃんアン


東京公演のときに見れなかったはるちゃんアン。
思ったとおり、とても優等生でお利口さんのアンでした。
「正統派」のアンです。
もっと、思いきって“やんちゃこき”(←北海道弁)してもいいと思ったけど、これがはるちゃんスタイル。
だけど、はるちゃんアン、
ソバカス顔のスマイルが可愛い!
ふんわりした声、なかなか機敏な踊り。
将来は、智恵さんみたいな女優さんになるんじゃないかな・・。

「新任」のステイシー先生、大和貴恵さん 

大和さん、最近四季に来た人なので、ピンと来ないかもしれませんが、東京BBでタンス夫人やっているので、ご存知の方いると思います。
ステイシー先生と言うと、やさしくて暖かい。
大和さんのステイシー先生、やさしくて暖かいイメージもあったけど、
キッチリ、カッチリした感じのある先生でした。
歴代のステイシー先生とは、少し雰囲気が違うようです。
すごくはっきりとした声で、スローン夫人のコ芝居も面白いですね。
それに・・長身。
背が高いので、はるゃんや里奈ちゃんが本当に子供に見えた。
衣装のせいかもしれません。
ステイシー先生が着ているブルーと白のストライプ「パフスリーブ」は背が高く見えます。
スラリとした大和さんのステイシー先生、悪くないです。

日下武史さんと木村不時子さん

このお2人のマシューとマリラは、もう見れない・・と
昨年、東京アンを見たときにそう思っていました。
お2人が舞台に現れると空気がふっと変わります。

オタオタするマシュー。
キビキビと動くマリラにいつも怒られてばっかり(笑)
キツイこと言ってるマリラも、アンの言葉や行動に小さく笑う。
厳しい人に思えますが、根はとても優しい人柄のマリラ。
最後の最後にその心優しさが表に出てきて、泣かせてくれます。
木村さんマリラのラスト「マシュー・・マシュー・・・」と、
ひとり言のようにつぶやくセリフ。

ジィ~ん(涙)



日下マシュー、


絶妙です、もう何もかも。
何度も言ってるかもしれませんが、「職人技」


「あ゛の、アレがなにの気をかえて・・・イヤ、なにがアレの気を変えてっ・・・(汗)」

「ぱぁ、~しゅっ(汗)ふっ!パァ」                                            

毎回笑わせてくれます。


日下さんマシューの独特な雰囲気は、一度経験すると
肌に染み付いて、取れることはありません。
劇場で売ってたキャストブックには、
マシューのセリフのひとつが書かれてあった。


『全部のロマンをなくしたりするんじゃないよ、アン。
少しのロマンがあるのはいいものさ。
ほんの少しは残しておおき。』
涙が出そうななります。



日下サン、
あなたの素晴らしい舞台には毎回感動します。
特にマシューは、人の心を揺さぶります。

是非、これからも日下さんの「わざ師」ぶりを魅せて下さい。

0 件のコメント:

コメントを投稿